子どもの頃、年末が近づくにつれて楽しみにしていたことがあった。
お正月に着物を着せてもらったり、母方の祖父母の家に親戚一同が集まったり、祖母が一人で数日間掛けて作ったご馳走の数々を食べさせてもらうのも楽しみだったが、それよりなによりわたしが楽しみだったのが、父の作る年賀状だった。
勿論当時、家族写真入りのカラー年賀状など無い時代だ(昭和50年代)。
芸術家でも何でもない普通のサラリーマンだった父は毎年、版画の年賀状を作っていた。

年末の休みに入るとはがきサイズの木片に下絵を描き、それらを彫刻刀で掘っていく。
単色ではなく、数色を組み合わせて作るので、その色ごとに木片を使わなければいけない。
3色ならば3枚を、5色の仕上がりの年賀状ならば5枚を彫らねばならないのだ。
どんなデザインがあったのか今はもうおぼろげな記憶しかないのだが、たいていは干支だったり、お正月にまつわる絵だったような・・・そんなある年の年賀状は獅子舞のデザインだった。
獅子舞の色は緑、赤、黒、黄色の4色だっただろうか(仕上がりは5色だが、白は塗らなくてもいいから、と父に聞いた)。
何百枚もある年賀状1枚ずつを、1色ずつ手作業で色を入れていく。

葉書型の木①に色を塗る、年賀状を1枚乗せて、バレンをこすりつけ、絵を刷り写し取っていく。
瞬く間に部屋中にまだ全く何の形になるのかわからない、獅子舞のどこかの部分のみが写し出された葉書が広げられていく。
絵の具が乾くまで重ねられないので、部屋中足の踏み場もないほどに葉書がどんどん広げられる。
木①の刷り写し作業が終われば、木②に移り、また同じ作業が繰り返されていく。

バレンで葉書をこするとき、父は必ず右側頭部にバレンをこすりつけ、葉書をこすっていた。
当時生意気な小学生だったわたしや妹は
「なんで頭にこすりつけるの!きたなーい!」
など黄色い声を上げながらその作業をみるのが好きだった。
色を塗る作業を手伝わせてもらったこともある。
色をのせすぎず、さりとてむらなく均等に塗り広げるのはなかなか小学生には難しかしくてうまくいかなかったが、普段あまり話したことが無かった父と過ごすのはとても楽しかった。

はじめはどんな絵になるのかわからなかったただの色のパーツ部分が、2色重なり、3色重なりするとようやく獅子舞の姿が見えてくるのだが、小学生はそんな遅い時間まで起きていられるわけも無く、たいていは途中で母に「いつまで起きているの!寝なさい!!!」と子ども部屋に追いやられ、翌朝になってすっかり出来上がった年賀状を見ることになるのだった。

来年の年賀状はどんな絵にするの?何色を使うの?いつやるの?
年末が近づいてくると毎年無邪気に父に尋ねたものだが、だんだんと年賀状の版画の色は3色になり、2色になり、1色になり、そして父はいつしか版画も年賀状もやめてしまった。



先日、Googleフォトがまたもや数年前の写真を
「おぼえていますか」
と通知してきた。


それは2020年に父が亡くなった数か月後、日光に住む叔母から実家の母に送られてきたもので、若かりし頃の父が結婚の報告をハガキで姉に送ったものだった。

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文字もすべて版画とは!!!!!!
(オットが生まれた年は41年でした💦何故か思いっきり間違えてた💦)


父の話↓





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一昨日の晩ごはんです。
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7月3日(水)の晩ごはん
*まだ食べてるコストコのミスジステーキ (あと2枚冷凍庫にあるw)を和風おろしソースで
*塩もみしたレタス
*素朴なニンジン
*焼きポテトとシャウのクリチーサラダ
*トマトと卵のスープ

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肉を焼くのが好きで、しょっちゅう焼く人。
(コストコで買ったミスジの塊肉をステーキカットにして1枚ずつラップに包んで冷凍してあったのがまだある)

ちょうどの加減で焼けるとほんと嬉しい♩

ミスジって、真ん中に筋みたいなのが入っているのでそこの部分ってどうするの?って思われる方も多いかもしれないんですが、あれはいわゆる筋みたいな嚙み切れない部分とかじゃなく、なんていうか弾力のあるブニブニした食感なだけで、食べられます。
包丁で斜めにそぎ切りにしてお皿に盛り付けてるんですが、固くてこれは嚙み切られへんやろなーという白い部分は包丁に当たって切りにくいので、その部分だけ切り取ってます。
切り取りながらその部分も口の中に放り込んで、ホンマに食べられるかそうじゃないかを試してる←食いしん坊バンザイ




ステーキのソースはこの日は、肉を包んでいたホイルにたまった肉汁にポン酢しょうゆを混ぜ合わせただけ。
切り分けたステーキ肉に大根おろしと青ネギを乗せ、このポン酢ソースをかけました。


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日持ちおかずで作ってあった焼きポテトを使って、ポテトサラダを作りました。
茹でて作るより、よりジャガイモの存在感が増すというか、お芋感が際立って美味しいです。
新玉ねぎを水にさらしてぎゅっと絞ったもの、さっと炒めたシャウエッセン、小さくちぎったクリームチーズと合わせ、マヨネーズと粒マスタードで和えてあります。





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トマトのうまみを思い知るスープ。
って書いたら、レシピもそんな名前にしてたわさすがわたしwww





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写真を撮り終わったところでオットも帰宅したため、このあとオットの分も並べて一緒に食べました。




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