本日2つ目の記事です。1つ目の記事はこちら→インスタ映えの陰の立役者《紫キャベツのマリネ》と昨日の撮影裏話などいろいろ
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2018年9/8から9/16までアメリカへ行っておりました。
これまでの記事
→2018アメリカ旅行記《1》出発~到着まで
→2018アメリカ旅行記《2》シカゴからミネアポリスへ
→2018アメリカ旅行記《3》食肉加工工場、スーパー、町のお肉屋さんへ
さて、火曜日の朝です。
前夜2時半まで部屋飲みし、シャワーをあびて髪の毛を乾かして(ベッドサイドで膝をつき、ドライヤーに頭を持っていくという無理な姿勢で→アメリカのドライヤーには気を付けなはれや)、速攻で寝ました。
そして6時に起きて日本に居る娘たちとのLINE&化粧、そして7時にロビー集合。
ミネアポリスが朝の7時なら日本は夜の21時。
ちょうどみんな家に帰ってきて、お風呂の準備をしたりしているころ。
(あーだこーだとなーさんの愚痴も受け止めつつ)
さっきまで飲んでいたせいでwwワッフルを食べたいという気持ちには全くならなかったため、ブラックコーヒーのみを持って車へ。
ここからは約2時間半、車でどんどん行きます。
(我々は寝ているだけ)
車窓から見える景色はこんな感じ。
大草原の小さな家の世界。
そして到着!
こちらの繁殖農家さんのお宅訪問です。
わんこ~!
なんといい眺めなこと。
戸口の前にはネコさん、大きな木に吊るされたブランコが風に揺れ、その奥に見えるのは一面トウモロコシ畑。
いつかこんなところに住みたい・・・(現実逃避)
さて、こちらではトラックの荷台的なものに乗って、実際に牛たちがいる場所まで案内してもらいました。
いざ!
がたがた道を揺られながら、牛のところへ。
ここからは牧場主の彼が喋っている風にお聞きください。
「この背の高い草は全て、うちの牛たちが食べる栄養たっぷりの牧草なのさ。
牛は3日ごとに移動させるんだが、そうすることでこの草の一番栄養のある先端の部分だけ食べさせることができるし、牛が全てを食べつくす前に次の場所へ移動させていくことができる。
草のためにも牛のためにもその方法を取り入れてるんだ。」
「草が密集しているから土が見えないほどなんだ。
みみずがたくさんいる、肥沃な大地で牛を育てているのが自慢さ」
「ここに居るのは全て赤のアンガス牛だよ。
外から買ってきた牛ではなく、ここで生まれ育った牛なんだ。」
広い土地でよい餌を食べ、ストレスもなくのんびりと育つ牛たち。
今はこんなに穏やかな季節ですが、
冬(11月から3月)になると2メートルの雪が積もり、強風が吹き荒れるそう。
牛たちは木の陰に隠れ、雪を鼻でかき分けて草を探して食べます。
そして。
ここから車で40分の位置になんと・・・
ウォルナットグローブの町があるんだそうです!!!!!!!!
キャロラインーーーーーーーー!!!!!!!
(そこはローラでお願い)
チャールズーーーーーーーー!!!!!!!!!
メアリー―――――――――――――!!!!!!!
からの、
オルソン婦人――――――――――――!!!!!!!
大草原の小さな家が好きすぎて、そういえば実家で昔飼ってた犬の名前もジャックだったわ。
(インガルス一家が飼ってたもしゃもしゃの犬の名前と同じ)
牛たちをバックに記念撮影。
はいっ
それでは2軒目、次の牧場へ行きますよ。
次のお宅では手作りのランチをごちそうになるそう!
(朝を抜いているのでおなかペコペコ)
車でまたまた移動します。
はい、お昼ごろに到着。
わんこ~!
牛を見に行く前にまずは手作りのお昼ごはん。
作り方をデモンストレーションしてくださいました。
ここのお宅には5人のお子さんがいて、大学のため家を離れている長女以外はみーんなわたしたちを出迎えてくれました。
包丁で玉ねぎを刻むのがママ。
左に長男くん、そして双子の娘ちゃんたち。
次男くんはママと一緒に料理をしてくれていました。
兄弟の中で一番のお料理好きなんだって!
チーズたーーーーーーーーーーーーっぷり。
作ってくれているのは、栄養たっぷり子どもたちにも人気の赤身のひき肉料理。
ここの農場で育った牛を使っています。
1頭をまるまるいろんな形に切ってもらい、小分けして冷凍してあるんだって。
それを1年かけて食べるそう。
何人分?!凄い!!!!!!!
たっぷり用意してくださり、ありがとうございます!
手前が先ほどデモンストレーションしてくださったお料理。
奥は牛ひき肉で作ったハッシュドビーフみたいなお料理。
パスタを添えていただきまーす!
さらに♪
デザートにアップルパイまで!!!
こちらもとーーーーーーーーっても美味しかった!ごちそうさまでした。
お腹が満たされた後は、こちらの牛たちのところへ。
まずは
生後4日くらいのまだ離乳していない子牛を育てているスペースへ。
個室に1頭ずつ入っています。
ホルスタイン種だから、このわんこと同じ柄ww
ここで8週間を過ごし、次のルームへ。
またそこでも70日間すごしたのちに次のルームへ、という風に、月齢で移動させて育てていきます。
その間に子牛たちは離乳し、栄養豊富な穀物を食べて育っていきます。
トウモロコシと大豆を混ぜた牧草が牛たちの餌になるんですが、この穀物を食べさせているって言うのが非常に重要で、タンパク質を食べて育った牛は肉にコクがあってとってもおいしいんですよ。
子牛を見つめる牛柄の犬。
日本からやってきたおばちゃんに興味津々の牛たち。
こーんな広い牛舎で心地よい風に吹かれながらのんびり過ごすんだって。
ストレスが無いって人間でも牛でも大事なことなんだなぁ。
大豆畑の中の双子ちゃん。
牛のフィギアセットで遊ぶ双子ちゃん。
おじいちゃん、お父さん、お母さん、息子二人、娘二人、存在感たっぷりのわんこ。
お世話になりました!
からの3軒目の農家へ。
こちらは先の2軒よりもかなり大規模な肥育農家さん。
大規模だけど家族経営なのは先の2軒と一緒。
父と息子で経営しています。
4000頭ものブラックアンガスがこちらで育てられていました。
日本のスーパーにもここのブラックアンガスが出荷されています。
牛の餌の配合(レシピ)が大事なんだよ~っていう話を伺います。
彼曰く
「おいしい餌を食べればおいしい肉になるのさ」
とのこと!
太らせ過ぎないように気を付けられていて、なぜかと言うと太らせ過ぎの牛は肉質の低下につながり、逆に、体重が軽すぎる傾向にある子は気性が荒く、気性が荒い子は美味しくないんですって。
落ち着いていて、適度な体重の子がおいしい子。
もはや見えないけれども、ブラックアンガス牛がたくさんおります。
最後の立ち寄り箇所だったこちらの農家さんでは、なぜかこの時めちゃくちゃ風が強くってですね、台風以上くらいの風が吹き荒れていたのです。
乾燥しているので大量の土埃やらサイレージの牧草や穀物などが風で巻き上げられ、喋ったら全部口の中に入ってくるくらいだったので、ずっとおとなしく静かにしていました💦
(おとなしい牛はいい牛=おとなしい人間はいい人間)
この日訪問させて頂いた3つのそれぞれの牧場。
それぞれ全く違う規模、方法で育つ牛たちでしたが、印象的だったのはみんな家族で、協力し合って牛たちを育てているところ。
静かで快適な環境、ストレスなく、おいしい餌で育つ牛たち。
娘が大好きなローストビーフをはじめ、いつも食べているあのアメリカンビーフはこんな大きな大地で、大事に育てられているんだなぁ。
というわけで、この日は牧場巡りで埃っぽくなっていたので、いったんホテルに戻ってシャワーを浴び(ほんで髪の毛も洗い、ベッドサイドに膝をついて頭をドライヤーに持っていきながら髪の毛を乾かして)、着替えてさっぱりしてから歩いて晩ごはんへ。
地元の方に教えて頂いた、おいしいハンバーガーを食べさせてくれるお店へ。
左がホテルなんだけど、この季節アナベルがたくさん咲いていました。
日本ではもう花の季節は終わってるよね??
徒歩10分くらい?
外が気持ちがいい季節なので、外の席へ。
奥の席にラブラドールレトリバーの子犬を連れてるグループがいてて、ずっと見てしまったわ。
めっちゃ可愛かった!
かんぱーい!
からの、
はい、ハンバーガー!
スパイシーで肉肉しいパテに、バターで焼いた(?)バンズがビールに合う合う。
大きすぎて食べきれへん~とぶりっ子しなあかんかと思ったら、全然ペロッと完食しちゃったw
ありがとうわたしの強靭な胃(そして肝臓)。
ごちそうさまでした。
この日はこれでおしまい!
翌日は午前中は勉強、午後からはシカゴへ移動の日です。
また次回をお楽しみに!
(書いてるとやっぱりいろんなことが鮮明に思い出されて、めちゃくちゃ懐かしい。
あーーーもう一回行きたいーーーー)
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