2017年ももう最後の月となり、流行語大賞とか今年の漢字とかそんなんが発表されるこの季節。


ご存知の方も多いと思いますが、先日、株式会社ぐるなび総研さんが発表する「今年の一皿」(→☆)が発表されまして、それによりますと今年の一皿は

「鶏むね肉料理」!



井上家ではわりと初期から鶏といえばむね肉派だし(ただ単に鶏もも肉が苦手っていうのもある)、今年が特にむね肉料理が流行り始めたっていう印象は正直なかったけど、でもスーパーやコンビニなどで売られている「サラダチキン」はたしかに今年流行ってたよなぁ。
ジム通いのオットは、とにかくむね肉(もしくはささみ)さえ出していればご機嫌。

テレビでは筋肉料理のお店?胸肉ステーキのお店?として、胸肉ドーンと1枚焼いただけっていうお料理を出すお店が紹介されていたけれども(筋肉愛好家の方々が通うらしい←東京在住ならオットも常連のはず)、

しかしむね肉って家庭でそのままドーンとステーキにすると、中まで火が通ってるのかいまいち不安で、もうちょっともうちょっと・・・って焼いてたらめっちゃぱさぱさになったわ!みたいな失敗、ありがちですよね。

そんなわけで、今朝はご家庭で丸のままのむね肉をしっとり調理するレシピまとめ。
まずは普通に焼く方法。
これはゆかり味で作っていますが、普通にお塩でもできます。



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胸肉のしっとりソテー(ゆかり味バージョン)


材料(4人分)
・鶏むね肉 大きめ2枚(1枚当たり330gくらいのもの。皮を外して300gくらい)
・ゆかり 小さじ2(梅入りっていうのを使っていますが、普通のゆかりでもできます。塩ならば小さじ1くらい目安に)
・オリーブオイル 大さじ1

・エキストラバージンオイル 大さじ1
作り方
1)むね肉は皮を外して余分な脂肪を切りとり、全体にゆかりをまぶす。ポリ袋に入れて冷蔵庫で3,4時間くらいおく。焼き始める15分前に冷蔵庫から出し、室温に置いておく。
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2)フライパンにオイルをひいて中火であたためる。1の肉を並べ、ふたをして2分焼く。裏返して再びふたをして2分焼き、ふたをしたまま15分おく。

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3)15分たったらフライパンから取り出し、切り分けて盛り付ける。フライパンに残った蒸し汁にエキストラバージンオイルを加えてよく混ぜ、肉のソースとしてかける。


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蒸し終わった後↑


※ポイント
・むね肉は1枚当たり330~350gくらいのわりと大きめサイズを、皮や脂肪やピロっと出た部分などを外して使う(皮を外して300~330g)
・焼く15分前には冷蔵庫から出して室温に戻しておくこと。
・中火からやや強めの火で、焼き時間はガラスの蓋をしながら表2分裏2分。
・火を止めたら15分きっちり計って予熱調理、そこですぐさまフライパンから取り出す。そのまま放置しているとどんどん火が入ります。
・切り方はこれ。

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まず青線①で切り分け、そこから赤線のように切ります。
その時、左半分の斜めに切るほうはそぎ切りにし、右側半分のほうは垂直に切る感じ。
(赤線がゆがんでいるのは、定規を使わずにメモ用紙を定規代わりにして線を引いたから←紙が柔らかくてぐにゃっていってもうた)
これは今回のような加熱し終わった胸肉だけでなく、生肉を切り分けて調理するときの切り分けにも使えます。




そのまま焼く方法はもともとはむね肉のしっとりソテー(→2005年のレシピだわ)が元祖なんですが、何百回と焼いているうちにどんどん進化を遂げ、今はこの時間手順がわたしの中ではベスト。

過去レシピはちょっとずつ焼き時間が違うのですが、ソースのアレンジとして載せておきます。

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胸肉のしっとりソテーを粒マスタードソースで




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→むね肉のしっとりソテー@柚子胡椒風味




丸のまま調理として、茹でるっていうパターンもあります。
これもめちゃくちゃしっとり仕上がり。
めちゃくちゃヘルシー。



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超しっとり茹で鶏(に、あのタレ)






丸のまま、グリルで焼くっていうレシピも。
シンプルな味付けにしておくので、あとでソースで自在にアレンジできます。

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アレンジ無限◎しーっとり美味しいむね肉のグリル




これもグリル調理ですが、少しだけ漬け込みに時間をかけることでこんな仕上がりに。

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ロティサリーチキン風

(切り方これは右側の部分ダメよ。こうやると固い)





そして昨日の晩ごはん
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12月7日木曜日の晩ごはん
*ゆかり味のしっとりソテー 生野菜&ポテサラ添え
*レンコンと人参のきんぴら
*塩大根煮


めちゃくちゃおなかいっぱいになってもた、、、、
大根2個は食べすぎ、、、









続きはメイさん