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おもてなし。
食事は何にするか。
もてなす側の最大の悩みと言えよう。
今日のおもてなしはお昼ご飯だった。
お相手は遠路はるばる孫の顔を見に来る実母と、遠路はるばる甥っ子姪っ子の顔を見に来る実妹だ。
身内なので食べたいものは事前にリサーチした。


何が食べたいの?


絶対ケーキ


何のケーキを焼けばいいの?



もちろんタルト!!!!!


食事は?



食事よりケーキよ




il||li _| ̄|● il||li


答えになってませんが。
チラッと家でケーキバイキングでもするか?と頭を過ぎったが、もちろんその考えを消去する。
何故なら子供たちには絶対に内緒にしておいてくれ!との先方からのたっての願いだ。

いくら1日にケーキを3台焼くことがたまにあるとはいえ、ケーキバイキングをするくらいのケーキを焼き、しかもその焼いたケーキを晩御飯の後に食べさせてもらえないとなれば、その怪しげな母の行動に胡散臭げな目を向けられること間違いなしだ。


仕方ない、わたしで考えておきます。
1週間も前から悶々と考えた結果、皮から手作りのシューマイ、パスタ、なんかサラダ、そしてタルトを作ることに決定。
タルトに全ての力を注ぐことにする。

すべてはタルトだ。

タルトを食べに来ると言っても過言ではない!(いや過言だ)


前々日にタルト台の生地を仕込み、冷蔵庫で寝かす。

前日に生地を丁寧に伸ばし(リッチな配合にした為、それとこの暑さでかなり難しかった)、型に敷きこんで焼く。

イチゴ1パックを使った贅沢なイチゴシロップを作る。

フィリング(クリームチーズ+サワークリーム+生クリームなどを合わせた要するにレアチーズケーキね)を作り、タルト型に流す

スライスしたイチゴを芸術的に並べる

イチゴシロップで作ったゼリーを散らし固める

はーはーぜーぜーil||li _| ̄|● il||li
これをてんきちが学校へ行っていて、
さらになーちゃんとすぅがお昼寝中、という大変ラッキーな時間に作ったのだ。

ブラボーわたしっ!


シュウマイの皮が分厚すぎて、シュウマイと言うより出来の悪い豚マンという感じだが、ま、身内が食べるんだしいいさいいさ。



すべてはタルトなんだからさヽ( ´ ▽ ` )ノ


なーちゃん、お土産に貰ったすぅとお揃いのキティちゃんのピンクのスリッパ、身悶えするほど喜んだ。
ずーーーーっと前に100均で買ってやったピンクのスリッパを、死ぬほど気に入って履いていたのだが、ある時
「クサッ!!!!!」
とあっさり母さんに捨てられてしまって以来、スリッパはなーちゃんにとって憧れの存在だったのだ。

「ずっと履いてると、臭くなるかなぁー・・・・」
と、彼女は健気にもスリッパを脱いで手に持って部屋から部屋へ移動している。

さっきキチンと枕元に並べて眠りについた。