
凄い!と言わずにはいれないようなものを作ることだ。
世間一般では例えば母さんがイベントに焼いてくれる素晴らしいケーキも、子供たちからの賞賛を浴びること間違いなしの食べ物なのだが、残念ながら我が家で手作りケーキと言うのは、かなり日常茶飯事な食べ物だ。
ケーキを焼いても誰も振り向いてはくれない。
それは例えば晩御飯に当たり前のようにゴハンがあるような感覚だと言えよう。
どんなに美味しいケーキだろうが、どんなに苦労して作ったケーキだろうが、どんなに材料費をかけていようが、全く興味は失われてしまった。
なーちゃんは、実家の妹と電話で他愛も無いおしゃべりで
「今日の晩御飯、何だったか」という話題の時、
「さーちゃんのおうちは、今日のケーキは何だった?」
と質問したことがあった。
どこの家にも「今日のケーキ」と言うものが存在するわけではないのだよ、なーちゃん
il||li _| ̄|● il||li
前置きがいつものように長いが、そんなわたしが今日子供たちの賞賛を浴びたいが為に作ったのが、この「森のクマさんコロッケ」だった。
お友達ののんちっちがこどもの日に作って、同じく子供たちから大喜びされたと言うレシピ。
実は同じ番組を我が家の子供たちも見ていた(教育テレビの子供用の料理番組)。
テレビを見ても文句しか言わないてんきちが、珍しく
「これは凄いな!立体的でいいなぁー」
と感想を述べていたので、わたしの心に深く残っていた。
そして放送の数日後に、のんちっちが美味しそうに作ったので、絶対真似してやろうとさらに心に誓う。
オットはコロッケなど、ジャガイモ料理があまり得意ではない・・・っていうか、主菜にすると機嫌がよろしいとは言えない・・・・ので、今日はオットの居ない晩御飯だったのでチャンス到来!!
わたし自身、コロッケは大好きだ。
食べるのは。
そう、食べるのは。
作るのは・・・・・・・あまり好きではない。
何故か?
何故ってそりゃ、手が汚れるから。
実は肉を切るのも嫌いなほど、手が汚れることを極端に嫌がるわたし。
鶏モモ肉が嫌いなのは、そんなところから来ているのかもしれない!(嘘です)
とにかく、手が汚れるのは嫌いだ。
パンを捏ねるのはいい。
最初ベタベタと手に引っ付くのだが、ある瞬間から驚くほどに手から離れてまとまっていく生地。
捏ね終わる頃には手はピカピカだ。
トンカツなどのフライ衣を作るときもいい。
右手、粉→卵液に投入係
左手、パン粉付け係
このように、手を使い分けることによって、極力手が汚れることを防げるからだ。
コロッケはそうはいかない。
まず生地を丸めるのに手が汚れる。
生地を丸めた後、一回目、石鹸で手を洗う。
(手にたっくさん付いたコロッケのカス、流しへ消えていく・・・嗚呼悲しい・・・)
次、丸めたコロッケを小麦粉へ投入。
右手だけでしたいのだが、あまりにも柔らかいので両手を使わなければならない。
ここで2回目、石鹸で手を洗う。
(手はもはや小麦粉団子のように膨れ上がっている)
小麦粉をまとったコロッケを卵液に投入し、一気にパン粉を付けていく。
もはや手はどっちがコロッケなのか分からないほどにコロッケまみれになり、衣まみれになり、パン粉はグローブの如く手に厚く積もっている。
手が洗いたい・・・・・・
もうそれしか考えられなくなる。
やっと全てのコロッケにパン粉を付け終わり、3回目、石鹸で手を洗う。
(またもやドドドドドド・・・流れていく手に付いていたコロッケの破片)
油の用意をしてコロッケを投入~。
お箸でもてないのでまた手、使用。
4回目、石鹸で手を洗う。
もう手はガサガサです!!!!!!!il||li _| ̄|● il||li
ま、とにかく、子供たちに「すご~~ぉい!母さん、ありがとう~」byなーちゃん
と言わせることに成功した。
若干1名
「ワンワン」
と指差したものがいたようだったが、聞こえないことにした。

本日の晩御飯
*森のクマさんコロッケ(のんちっちのレシピ参考に)
*おからのホニャラララ(今は言われない)
*中華風の漬物
今日のケーキ
*おからのチョコチップクッキー
今日のジャム
*ジューシーフルーツ、1キロ分
母ちゃん家のコロッケ
合びき肉 200g
玉ねぎ 半分
ジャガイモ 4個
ゆで卵 2個
生卵 1個
パセリ、塩コショウ、ナツメグ、マヨネーズ
フライ衣を付けて揚げる。
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