2005年9月21日(水)

結婚10年記念だった昨日の晩御飯
*あの頃を思い出して新妻メニュー「唐揚げのカレードリア
*あの頃を思い出して新妻メニュー「春野菜のサラダならぬ秋野菜のサラダ」
*和風ドレッシング、先ほどアップしてきたチキンサラダ
*やっぱりコレがなくっちゃね~オットの為の愛のチョコスフレ



10周年記念日だったが、芋ほり遠足でもあった昨日。
朝5時起きで頑張って弁当も作らなきゃいけないわ、帰ってきたら休む間もなく今度は懐かしの新婚当時のレシピで作らなければいけない・・・・・言うなれば手間ばっかり掛かってる見た目重視の若気の至りレシピを作る。


目の下にははっきりと疲労の色が隠せない、非常にやつれた顔で黙々と晩御飯の準備をしていると、てんきちが帰ってきた。




クンクン・・・
匂いに誘われてキッチンまでのこのことやってきた。


「何作ってるん。


へぇーーーーーー唐揚げのグラタンか。

考えただけでも旨そうやなぁーーーーーーーーヽ( ´ ▽ ` )ノ

唐揚げにグラタンやで!
楽しみやなぁ~~~♪♪」

やはり、唐揚げにグラタン(ドリアね、正確には)などと安直な献立は、しかも2品が合体しているといういかにも新妻が考えそうなもの・・・・小学生男子の心を一気にわしづかみにしてしまったらしい。


鼻歌交じりに宿題を広げながら、今日が両親の結婚記念日だと聞くてんきち。




「おお!そうか!それで唐揚げのグラタンかヽ( ´ ▽ ` )ノ
そういえば去年も作ったよなぁ?!



パパ、今日は早く帰ってこれるんかなぁ~・・


なんか買って帰ってくるかな~

ハッ!!!!!!


そういえばこないだ・・・・パパと2人で○○(ショッピングモール)行ったとき・・・・

あ、これ言うたらアカンかったんやった



聞こえておりますよ、てんきちさん。
パパが何ですって?!( ´,_ゝ`)プッ



「いや、別になんでもないなんでもない!

俺、知らんし」
オロ(;゚Д゚)ノヽ(д゚;)ノヽ(゚ )ノヽ( ゚)ノヽ(;゚д)ノヽ(゚Д゚;)オロ


プチパニくるてんきち。



へぇ~・・・・そうなんや。
で、パパが何て?( ´,_ゝ`)ニヤニヤ



「いやさ~。○○(本当に丸丸と読んでください)をママに買ってやりたいんやけども・・・・ってパパがさ・・・・。
もう言わへんで!
これ以上はもう言わへんで!」



フ~ン( ´,_ゝ`)

○○ね、○○かぁ~~~~。
なるほど。


「いや、でも今日ちゃうで!今日は買ってこないと思うで!

まぁ、今日は軽いもんやったら買ってくるかもしれんけどな・・



もう言わへんで!俺。
もう何にも言わへん!!!」



もう充分ですともヽ( ´ ▽ ` )ノ
よく理解しましたともヽ( ´ ▽ ` )ノ



その夜。
さすがに○○は下げて持って帰ってこられても困るものなので、持って帰っては来なかったオットだったが、てんきちの言う「軽いもの」も持って帰ってくれなかった(;´Д`)ノ



拍子抜けするわたしの目の前に差し出された給料明細がてんきちのいう「軽いもの」なのか?!il||li _| ̄|● il||li


ま、いいや。
家があって愛すべき賑やかな子供たちがいて、そして元気で朝から晩まで家族を養うべく働いてくれるオットがいる。

それだけで充分じゃないか。

チョコスフレ



ささやか~なてんきち家の結婚10周年記念の晩御飯は、家族みんなで仲良くケーキを切り分け、久しぶりに結婚式のアルバムを広げながら終わる。


「母さん、可愛いでしょ?若いでしょ~?
今の母さんとどっちが可愛いと思う?なーちゃん~♪」

馬鹿な質問をしてしまうわたし。





「こっち!こっちの母さんが可愛いヽ( ´ ▽ ` )ノ 」
もちろん、アルバムの方の10年前の母さんを指差すなーちゃん。



分かっていたことだけれどもショックを隠せない母さん(;´Д`)ノ




「何でよぅ・・・・。
今の母さん、可愛くない?
こっちの母さんのほうがいい?(;´Д`)ノ」


しつこくも食い下がるわたし。




「だってさ、こっちの母さん、ピンクの口紅してるから可愛いわ~♪♪」



口紅の色かよil||li _| ̄|● il||li

たしかに今風呂上りで化粧っけの無い顔をしてるけれどもさ。

「母さん、明日このピンクの口紅やってよ!

そしたら母さん可愛くなるわよ~~~~~♪♪」



10年前の血色のいいはちきれんばかりのピチピチお肌にはピンクの口紅が良く似あうんだけれどもね、目の下にクマを2匹飼ってる今となってはピンクの口紅は似合わないんだよ、なーちゃんil||li _| ̄|● il||li



思い出のグラタンを食べながら、オットは新婚当時にコレを食べた話をてんきちにしてやっていた。


「グラタンが焼けてな、ママがテーブルまで運ぼうとした瞬間にグラタンを落っことしてん。

んでな、グラタン皿がこうやってゴロゴロゴロゴロ~~~~~~って部屋の隅まで転がって行ってん。


上に乗せてあった唐揚げがそのへんに散乱してなぁ~。

んで、それを何もなかったかのように拾って俺食ってんヽ( ´ ▽ ` )ノ 」


ココット皿っていうのかな、陶器製のグラタン皿はタイヤのようにぐるぐると回って転がっていったのが相当楽しかった新婚当時。


せっかく作ったグラタンを落っことしてしまってショックだった新妻の目の前で馬鹿笑いをしながら唐揚げを拾い集めてグラタン皿も拾ってテーブルまで運んで、落ちたものを堂々と食べてしまった若かりしころのオット。
あの頃は初々しかったよなぁ~~~~
ァ '`,、'`,、(´▽`) '`,、'`,、'`,、



来年も同じ話をすると思います。
(ちなみに去年も同じ話をしています、わたし)


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