2005年11月23日(祝)

本日の晩御飯
*豚肉とトマトのシチュー(玉ねぎ・ニンジン・セロリ・じゃがいも・ブロッコリーなどなど)
*アンチョビとキャベツのスパサラ
*大根の皮の即席漬け

本日のケーキ
*先日作った柚子ジャムで、柚子のサワークリームスフレ


ちょっと爆発気味(;´Д`)ノ

メレンゲを立てすぎたせいなのか、爆発il||li _| ̄|● il||li

しかし見た目とは裏腹に大変口解けの良い生地&爽やかな柚子の香りで美味しかった。




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以下の詩はてんきちの学校のPTA関係のプリントに載っていたものです。



江口いと


孫は小学校4年生、
かわいい顔をした女の子。
仲良しA子ちゃんの誕生会、
小さな胸にあれこれと、
選んで買ったプレゼント、
「早く来てね」と友の呼ぶ、
電話の声を待ちました。

夕日が山に沈んでも、
電話の声はありません、
孫はぽつりと言いました。
きっと近所のお友だち、
おおぜい遊びに行ったので、
お茶碗足りずにA子ちゃんは、
困って呼んでくれないかも。

二、三日たった校庭で、
A子ちゃん家での誕生会、
楽しかったと友だちに、
聞かされ孫はA子ちゃんに、
どうして呼んでくれないの、
私はとっても待ったのよ、
私、とても待ったのよ。
A子ちゃんとても悲しい顔をして、
私は、誰よりも、さおりちゃんを
呼びたく、呼びたく思ったの、
けれども私の母さんは
呼んではならぬと言ったのよ、
それで呼べずにごめんねと、
あやまる友のその顔を、
見つめた孫の心には
どんな思いがあったでしょう。
私は、孫に言いました、
お誕生会に招かれず、
さみしかっただろうねと、
孫は、あのね、おばあちゃん、
A子ちゃんは悪くはないのよ、
お母さんが悪いのよ、
大人ってみんなわがままよ。
 淋しく言った孫の目に、
光る涙がありました。
どんな鋭い刃物より
私の胸を刺しました。





この詩が載せられていたプリントを何気なく台所仕事の片手間に読んでいたわたし。

プリントはいつも読んだら捨てるのだが、これは捨てられなかった。

2、3日経ってようやくこのプリントを読むようにてんきちに言った。



無言のままプリントを読み終えるてんきち。
読み終わっても俯いたまま暫く何も言わない。

母「なんでこのA子ちゃんのお母さんは誕生会に呼んでくれへんたんやと思う?」


しばし考えるてんきち。
てん「前にこの子を呼んだときに、部屋とか汚くよごされたとか・・・?」

他には?どんなことが考えられる?


考えるてんきち。
てん「この子が貧乏やから、いいプレゼントを持ってこーへんと思ったから。」


なるほど。他には?



てん「・・・・・・・・・・分からん。なんでやろう。」


その後、てんきちに差別や偏見についてのことを説明しながら、教えることも難しかったのだが、それ以上にそんな差別が実際に今現在も行われてる現実を教えることのほうが、大人の世界の一人として恥ずかしく思えた。


江口いとさんを知らなかったので検索してみたところ、こんな詩を見つけた→こちら「人の値打ち」

どこかで耳にされたことのある方も多い詩なのではないだろうか。


差別に気づく人間に
差別をおかしいと考えられる人間に
差別をしない人間に
差別をなくしていこうと言える人間に(人権問題のプリントより抜粋)


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