昨日息子が掃除機を使用し、使い終わった後それを廊下に雑に置いていたもんだから、今朝そのホースに右足の小指をひっかけてそのままものすっごい勢いで前に倒れ、両手が塞がっていた為そのまま和室の入り口に首を・・・強打しました_| ̄|○ il||li



ドーーーーン!!!!!!!!



という、明らかに家の中で交通事故があったでしょ今ってな音が響いたので、髭剃り中だったオットが洗面所から飛び出してきて

「大丈夫か!!!!!!!顔か!!!!!!」

と心配してくれましたが(オットはわたしにとても優しい)、





首を押さえ、前かがみになった姿勢のまま痛みにひたすら耐えながら




「首ですが大丈夫です生きてます(かろうじて)。」

と囁く。








首はちょっと心配ですが、足の小指は真っ青になってパンパンに膨らんできているだけです。
(ちなみに事故発生から今7時間後くらいですが、小指が小さなカールみたいにむっちりむちむち膨らんでる←足も心配)




さてそんなことはどうでもよくって、今日は大事なお知らせが。



7月にホットプレートの本を出させていただいてまだ2ヶ月も経たないんですが、実はもう一冊並行して作っていますと以前にちらっと書きました。
今回のこの本ですが、約1年を掛けて作ってきた本です。
やっと。
やっと中身をご報告できることになりました。










今日はどんな思いでこの本を創ったかについて、書きます。
ちょっと長い話になってしまうんですが、お時間あるときに読んでいただけると嬉しいです。

まず、この本が他の今までの12冊と全く違う点について。
それは、このお話は出版社さんサイドからのオファーではなかったという点。

「また本を創りたいなぁ」と、わたしが友人に言ったその一言から始まりました。

それが何の本なのか、どういう内容なのか、全くのノープランノーアイデアだったにもかかわらず、そのお話をアイランドの社長Rさんに話してくれた友人。
そこから、アイランドさんが営業に行ってくださり、文藝春秋さんと繋がったのです。

最初に3人で、アイランドのRさん、文藝春秋のIさん、それとわたしの3人でミーティングした時の事をよく覚えていますが、Iさんはなんとわたしの本の、それも唯一のお弁当本「おっさん弁当」の本の大ファンでいらっしゃったのでした。
使い込まれて若干油染みの付いた「おっさん弁当」の本を大事そうに持ってきてくださっていて、
「これはわたしのバイブルなんです!これを超える本はありません!完璧な本です!これ以上はありません!」
とIさんはあの時おっしゃってくださいました(笑)。


だから、というわけでもないのですが、次に出す本は、お弁当をテーマにした本にしよう!と決まりました。



でもお弁当の本は先ほども言いましたがすでに6年前に出しており、出版社のIさんが絶賛するだけあって(笑)これにかなりレシピを詰め込んでいました。
今度の本はこれとは別の切り口でということで、沢山話し合い、そして最初にルールを決めることにしました。



ルールについてお話しする前に・・・


わたしは朝から手の込んだ可愛らしいキャラ弁は作れないし、そもそもおかずが何種類も詰められたため息の出るような美しく芸術的なお弁当は作れません(作れないとも言うが)。
わたしが作るお弁当は、食べてちゃんと美味しいお弁当。
飾りではなく、ちゃんと入れたいお野菜。

おっさん弁当の時もこの理念は同じだったのですが、でも、現在毎日娘(とたまに息子)のために作っているお弁当は、6年前に作ったおっさん弁当の本とはすこーし違っていました。

それは食べることが大好きな、お昼が来るのを毎日めっちゃ楽しみにしてくれている、女子向きのお弁当なんです。
おっさん弁当の時にはありえなかった、ちょっとした甘いものやフルーツ。
お友だちに見せたくなっちゃうような、見た目も美味しそうでそれでいてすこーし可愛くなるよう(キャラ弁までは全然遠いけど)、ちょっとだけ気にしている。
そんなお弁当。




まず作り手が、作りやすいっていうのはもちろん当たり前ですが、


食べる相手(少し厳しめの生意気ざかりの女子中学生)が、「おいしい~~!!」って喜んでくれる「ほめられ弁当」。



そんなお弁当の本を創りたかった。


作りやすくって、なのに喜ばれる。
そんな最強のお弁当本が出来ました。



さてそんなお弁当本なんですが、この本を創るときに決めたルール。
それは、

◎いつも冷蔵庫に入っていそうな、スーパーでわりと頻繁に買うであろう安価で普通の食材を使用すること。

キャベツ、ニンジン、玉ねぎ、ジャガイモ、カボチャ、ブロッコリー、茄子、きのこ類、卵、油揚げ、豚薄切り肉、鶏もも肉、鶏胸肉、ひき肉、牛薄切り肉、切り身の魚などなど(本の最初に「これしか使いません」リストがあります 笑)。

でも、おなじみの食材でも、毎日違う味のバラエティーに富んだおかずが作れます。


ということ。
わたしはふだん、企業さんのレシピ開発のお仕事をたくさんさせていただいていることもあり、この

・一般家庭によくある食材で
・お料理初心者さんでも作れる簡単さで
・調理時間が短い


というルールは大好き!好物!得意!



なので、毎日のお弁当を作るのがちょっと苦手って方や、
月曜日あたりはまだ頑張れるけど水曜日あたりになるともう明日のお弁当のおかず何にしようかって考えるだけで憂鬱になっちゃう方、
そもそも4月の新学期にはあんなに頑張ろうって新しいお弁当箱も買ってきて気合も入ってたのに、半年が過ぎてそろそろネタも尽きてマンネリ気味なんですって方、
夏の間は早起きするのが割と楽なんだけど、これから寒くなってくると布団から抜け出すのに時間がかかる方(←わたしや)。

今はお弁当は作ってないけど、でもそんなにカンタンならちょっと作ってみてもいいかな~と思っている方にも。



そんな方に是非読んでほしいです。



本の中身をご紹介しますと・・・



あるものだけでほめられ弁当♥
リアル1週間、全部見せます!

このページでは月曜日から土曜日までの実際のお弁当をイメージしていまして、それぞれいろんな特徴のお弁当を6パターンご紹介しています。

第1章 おいしい!のヒミツ
手早く、おいしいお弁当 7か条
〈味別レシピ〉
コク旨甘辛味/シンプル塩味/みそ味/さっぱりしょうゆ味/マヨ味/ケチャップ味/梅味/カレー味/サラダ&デザート

この章がこの本の最大の特徴その1となっていまして、なんと味別でレシピを分けてみました。
メインおかずもサブおかずも全て網羅しております。
素材別の索引でも引けるようになっているので、冷蔵庫にあるものから選ぶこともできます。
例えば鶏胸肉ならば、コクうま甘辛にも、塩味にも、味噌味にも、醤油味にもマヨ味にも梅もカレーも出てきているので、1週間ずっと鶏胸肉で行こうと思った場合でも別の味付けて楽しむことが出来るという感じです。



第2章 時短のワザ
Rule1 電子レンジでおかず3品を同時に作る!
Rule2 魚焼きグリルでおかず3品を同時に作る
Rule3 寝ている間にできているポリ袋漬けレシピ
Rule4 お湯を注ぐだけでお昼に食べごろ スープジャーレシピ
Rule5 週末作って朝つめるだけ! 常備菜レシピ

この章では、時短で作るいろんな技を駆使して作るレシピを載せました。
なーさんのお弁当作りの時にも実際にわたしが普段やっている時短技や、実際に常備菜として作ってインスタなどにも載せていたあのおかずなど、リクエストをたくさんいただいていたレシピもここに。



第3章 かわいいのコツ
Tips1 みんなに自慢したいかわいすぎる”6色そぼろ丼”
Tips2 おいしい♥かわいい♥食べやすい♥”おにぎらず”が話題です!
Tips3 おかずをドーンとのっければなぜかおいしそうに見える”のっけ丼”の謎!


このお弁当の本の表紙にもなっている、6色のそぼろ丼はここに載っています。
3色そぼろは昔からの定番お弁当のひとつにありますが、わたしのそぼろは色とりどりの6色、7色そぼろ。
色んなパターンの「そぼろおかず」や「のっけおかず」に最適なおかずレシピいろいろ載せました。
お肉やお野菜などで色とりどりに作りました。お好みの組み合わせでオリジナルの○色そぼろどんが作れます。




お弁当をかわいくするちょっとしたコツ10連発
普通のおかずと普通の白ごはんを詰めただけの普通弁当を、ちょこっと女子っぽく可愛くするコツをご紹介しました。



あの・・・・長すぎてすみません。
まだいっぱい言いたいことがあるんですが(実際のなーさんや兄さん、すぅさんの感想一言コメントが載ってることとか)、今日はこのくらいにしておいて、、、、





そしてお知らせです。

予約が開始しました!
そしてそれに伴い、文藝春秋さんとレシピブログさんがコラボして、予約特典キャンペーンを考えてくださいました。
ご予約くださった方全員に、デジタルプレミアムレシピのプレゼントと、さらにその中から抽選でわたしも倉敷で買ってめっちゃ気に入って使っている、あのお弁当箱を3名の方にプレゼント!

キャンペーンページはこちらに→☆☆☆


本の中身もちらっと見えます!
潔いシンプルな作りもわたしらしい(笑)。




発売まであと3週間。
ドキドキします。
てんきち母ちゃんの 朝10分、あるものだけで ほめられ弁当



ああ、小指痛い(まだ言うてる)。




料理サプリ









++続きはメイさん劇場++








頭隠して尻隠さず。




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