これは6年前、息子が16歳(高2)の7月の話です。
前日の金曜から、わたしは泊まりがけでの撮影のため、家を留守にしていた。
土曜日は息子は朝から学校で模試があり、終わった後はそのまま部活の(サッカー)試合。
その日、朝ごはんをちゃんと食べてから学校へ行っていたのかどうか、今となってはわからない。
しかし中学高校時代の息子は寝坊することも多く、家を出なければいけない時間の5分前に慌てて飛び起きるということも珍しくなかったから、この日ももしかしたら何も食べずに学校へ行ったのかもしれなかった。
その日模試を終えた後、まったく食欲がなかったからという理由により息子はお昼に何も口にすることなく、試合に前半後半フル出場したのだ。

炎天下のグラウンドで走り回り、部活から帰ってきてもはやしんどさはピーク、そして何より身体が異様に熱かったようで、無意識のうちに冷凍庫に入っていたすべての保冷剤を自分の身体に乗せて冷やしながら、リビングのソファーで死んだように眠っていたらしい。

ソファーで兄が寝ていることはいつものことだし、小さな妹たちは(この時まだ11歳と9歳)兄の異変に全く何も気づかず、同じ部屋で過ごしていたんだと思う。


この日が土曜日で本当に良かった。
オットは平日ならば仕事が終わるのが大変遅く、22時頃に帰ってくるのだが、この日は仕事が休みで午後からジムへトレーニングに行っていたので、そして前日から妻が仕事で家を留守にしていたので子どもたちに今夜は外食に連れて行ってやろうと約束しており、いつもより早めの18時頃に帰宅した。

帰宅後に見つけたのはソファーで意識朦朧としている息子の姿だった。

その時体温は40度を超えていた。



オットはすぐさま救急へ電話し、診てくれる病院を教えてもらってそのまま車で病院へ連れて行ってくれたのだった。
この時の判断がとてもよかったんだと思う。
これがわたしであったならば、疲れたんだね暑かったんだね、寝てりゃ治るさ程度にしか思わなかったかもしれない。
そんな重篤だったとは夢にも思わず、朝まで放置していたかもしれない。

息子は、脱水症状、熱射病と診断されすぐさま点滴を受けた。
身体が燃えるように熱いのに汗が出ず、体温調整ができなくなって大変危険な状態だったのだ。
もしあの時オットの帰りが遅かったら。
処置が少しでも遅れていたらと思うと今でも怖くてたまらない。


子どもっていうのは子どもだから(高校生でも子どもだ)、ちゃんと朝ご飯を食べなきゃいけないとか、ご飯を抜いたらいけないとか、ご飯の代わりにお菓子を食べるだけで済ませたらダメとか、睡眠時間をちゃんととらないといけないとか、そういうことをついおろそかにしがちだ。

若いから大丈夫!いつもそうやってるから全然大丈夫!と、つい知らぬ間に無理をしてしまう。
オバサンはうるさいと言われようがうっとうしいと言われようが構わない。



ちゃんと毎日きちっと3食しっかり食べなあかんし、夜は寝なあかんで。







昨日の晩ごはん

DSC_0006
昨日の7月20日金曜日の晩ごはん
*白菜と豚バラのナンプラー煮
*イカと大根のバター醤油煮
*豆もやしのナムル
*刺身こんにゃく
*なめこのお味噌汁



DSC_0010
酒とナンプラーで炊いただけ。
仕上げに胡椒を振ってアクセントに。



DSC_0013
水、塩、酒、醤油、バターで炊いただけ。

DSC_0014
茹でて塩とごま油で味付けしただけ。


DSC_0015
切っただけ。
ホアジャオと唐辛子と塩をあらびきにして掛けただけ。






↑Amazon

↓楽天
てんきち母ちゃんの 夜10分、あるものだけで おつまみごはん [ 井上かなえ ]
てんきち母ちゃんの 夜10分、あるものだけで おつまみごはん [ 井上かなえ ] 


この本について詳しく書いています→☆☆☆ 


続きはメイさん↓