2005年11月27日(月)

昨日の日曜日の晩御飯
*オットリクエストにより皿うどん
*わたしが食べたかった一口餃子
*オットリクエストはマカロニサラダだったのに材料の都合でスパサラ
*柚子大根(らんぷあいさんのレシピはコチラ
*大根の葉っぱのふりかけ

皿うどんにサラスパに餃子il||li _| ̄|● il||li


気がつけば炭水化物ばかりil||li _| ̄|● il||li



さらにもちろんご飯も食べてます。




サッカーへ出かけてしまった兄さんとパパに置いていかれた形になった女3人で、ショッピングモールへ買い物へ出かけた。

給料日後のすぐの日曜日だった昨日。
しかもモールでは只今オープン1周年記念の大セール中だ。



=殺人的な人混み。


こんな人混みならば、すぅをベビーカーに乗せてくるんだった・・・とチラリと思ったが、昼と晩御飯の材料をちょろちょろっと買うだけだし!と、わたしは買い物カートを押し、なーちゃんにすぅの手をしっかと握っておくように言い、人の海を縫って食料品売り場に入った。

葉っぱつき大根1本58円?!


鶏もも肉100g78円?!


あらあら・・・・チョコレート菓子がよりどり2袋で500円じゃないの。


ちりめんじゃこは枡売りで大山盛り298円。


冷凍食品半額セール、本日最終日です!!!!!!


あっちの売り場こっちの売り場と右往左往する母の後ろをなーちゃんはすぅの手を引っ張って懸命に追いかけてきつつ、途中試食コーナーではつまみ食いも楽しみ(もちろんすぅも楽しみ)、昼と晩の買い物だけのつもりがいつの間にか買い物カートいっぱいになってしまった。


大行列のレジに並び、清算を済ませて袋に詰め、ふと横を見るとワゴンセールをやってるじゃないの。

詰め替え用の台所用洗剤が100円とな!
現品限りとな!

かなり重たくなってしまった買い物袋を提げ、いそいそとワゴンへ。



なーちゃんはわたしのすぐ後ろをついてきたのだが、すぅは何故かエスカレーター横に置かれているキャラクターカートを順番待ちする人たちに興味を持ったようだった。
わたしに背中を向けた姿勢で、ずっとキャラクターカートの順番待ちをする行列を眺めている。


手にもう台所用洗剤をしっかり持っていたわたし、
「なーちゃん!ちょっとすぅちゃんを連れてきて!!」
と、指令を出す。

すぐにすぅの所まで走っていったなーちゃんだったが、わたしがレジに並ぼうとしていると一人で困った顔をして戻ってきた。

「すぅちゃんね、イヤ!って言ったー」



ッチ!

レジは長蛇の列。
手には大荷物。はぁー・・・
「アカンよって言って手を繋いでこっちまで連れてきて!なーちゃん」


またエスカレーター横まで人混みをすり抜けて走っていくなーちゃん。




しかしまた戻ってくるが一人だ。

「すぅちゃんね、イヤ!って言って走って行っちゃった。」






(#`-_ゝ-)ピキ
とりあえずレジで清算を済ませ、さらに重量のある買い物のせいで両腕を紫色に変色させながら、なーちゃんを引っ立てすぅが先ほど居たエスカレーター横まで戻る。






居ない。




キャラクターカートをあんなに熱心に見ていた場所はもうもぬけの殻だ。

どこ行った。

あたりを見回し、エスカレーターの横、化粧品売り場、わたしが先ほどいたワゴンセール会場、いや、待てよ、一人で帰ろうともうパン売り場コーナーのあたりまで行ったのかも。

売り場を血相を変えて走る。


居ない。


ああ、どうしよう。
頭の中には先日の凄惨な事件が過ぎる。

どうして一人にさせてしまったのか。
どうしてなーちゃんに頼まず自分ですぅを連れに行かなかったのか。
洗剤一つのためにわたしは。


どうしよう。
食料品売り場まで戻る。

また化粧品売り場まで行ってみる。

キャラクターカート置き場までまた戻る。


居ない。


迷子の放送をしてもらおう。
もう居なくなって何分経ったんだろうか。
こんな人混みじゃ、小さな子の頭一つ見えやしない。

サービスカウンターへ向かおうと、なーちゃんとUターンしたそのときだった。





向こうの通路に見覚えのある毛糸の帽子を被った子が通り過ぎようとしている!
しかも手には何故かピンクの風船を持って。
嬉しげに。
楽しげに。
わたしが探してることも知らずに風船。
風船なんか持ったりして!

わたしはブチ切れた。



「すぅ!」

自分でも呆れるほどでかい声だったと思う。
そして恥ずかしくなるほどドスの効いた声であったはずだ。


人混みをかき分け、呆然と風船を握り締め立ち尽くしているすぅの元へ詰め寄る。

何と言ったか覚えていない。
通路にしゃがみこみ、すぅの肩を揺すり、人目も憚らずに怒鳴り散らしたことはたしかだ。

すぅはワーワー泣きながら、怖い顔をして大声を出す母さんを見たくないとばかりに顔を隠してわたしの膝へ登り、抱きついてきた。

そばにいた化粧品売り場のお姉さんが見てはならないものをみてしまったとばかりに奥へ引っ込む。
みな一様にわたしたち親子を避けて好奇の目を向けて通り過ぎる。


わざと痛くなるようにすぅの手を強く握り、半ば引きずるようにしてそのまま無言で家に帰った。

家に帰る途中、すぅはずっとわたしに謝っていた。
なのにわたしは怒りに任るまま、「いいよ」って言って笑ってやらなかったばかりか、すぅと目をあわすことすらしなかった。




昼ごはん中も、兄さんを叱ったパパを見ては泣き、ちょっと大きな声を出しただけでも泣いてしまうすぅ。



あー・・・ゴメンネすぅ。
謝らなきゃいけないのはわたしだ。
怒り出したら止まらなくなる。

すぅ、大きな声で怒鳴ったりして怖かったでしょう。
「いいよ」って言わなくってごめんね。



すぅは御飯の仕度をするわたしの側を片時も離れようとしなかった。

晩御飯の時、わたしの右腕に自分の左腕を絡め、ずっと腕を組んだままご飯を食べていた。



すごく食べにくかったけど、涙が出るほど可愛く思った。


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