2006年2月28日(火)

本日の晩御飯
*チキンカツのイタリアン風フレッシュトマトのソースを添えて
*インゲンとベーコンのオイマヨ炒め
*くるくるリサイクル昨日のきんぴらで水菜サラダ
*味噌汁


久しぶりにカツなど


チキンカツはもちろん鶏胸肉をうす~くスライスしたもの。
衣のパン粉にイタリアンハーブミックスと粉チーズを混ぜ込んでいます。
オリーブオイルで揚げ焼きにして、ソースは美味しそうな完熟トマトで。

ちょこっとだけメモしとこう。
・完熟トマト 1個
・塩 小3分の1
・黒胡椒 適量
・オリーブオイル 大1
・大蒜の摩り下ろし 少々
・砂糖 小2分の1

トマトから水分が出てきてしまうので、作りおきはしないほうがいいかも。


淡白な胸肉にトマトがジュ~シィ~で、美味しかった。
兄さんが大喜びしてガバガバ食べてくれたのはある程度予想できていたのだが、トマトを毛嫌いするすぅも2切れ完食。
なーちゃんは「お肉の上のトマトが食べようとしたら落ちるのがイヤ」だったそうで、なかなか食べ終われず・・・・・でも完食。

きんぴらを水菜と一緒にサラダにするのは、前にお昼を食べに行ったお店で出てきたのが美味しかったのでそれ以来真似して作るようになった。
お勧めです。




昨日の「ソファー落下事件」で左腕を痛めてしまったすぅ(「痛めてしまった」と出すのに変換キーを押して一番に出てくるのはもちろん「炒めてしまった」だった)、昨日の晩も何度も目が覚める。
寝てるときは痛いのも忘れているだろうと高を括っていたのだが、なんと寝ぼけながらも
「いたい・・・・おてて、いたい・・・・」
と呟く。

わたしは隣室でてんきちが咳をしても目が覚め、誰かがトイレのドアを開けても目が覚めるタイプなので、もちろんすぐ横で寝ているすぅが呟くより前に、寝返りを打とうとしているその衣擦れの音で目が覚めた。

なるべく痛くないような体勢になれるように体の向きを変えてやり、すぅが手を繋いで欲しいと懇願するので手も繋いでやり、お気に入りのあの汚いハンカチで口元を覆ってやるとやっとすぅは眠りに就いた。



今朝も着替えをするのに大泣きする。
やっぱり診て貰おうとなーちゃんを幼稚園へ送っていったその足で昨日の先生のところへ。
行く道すがら、今日はすぅにお約束をさせてみた。
・泣かないこと
・じっとすること
・お返事をすること


昨日のショックから早くも立ち直っていたすぅは、快く了承。


よし!ヽ(´▽`)/

すぅはわたしとの約束どおりに今日は神妙な面持ちで病院に入り、診察室へ入るときにも無言のままだった。
先生の顔を見て少し怯んだように見えたが杞憂だったようだ。
先生が左肘を上げたり下げたり回したりしても

いってぇ~な!コノヤロ!ヾ(*`Д´*)ノ"なにすんねんこのオッサン!!という顔を一瞬したが、

「いたっ・・・・痛いの・・・痛いの。

ううん、そこは痛くない。だんじょんぶ。」
と極めて冷静に応えた。


少し腫れがあったのと、余りにも痛がるということからもしかしてレントゲンには映らなかった小さなヒビがあるのかもしれない、と診断していただき、すぅはギプスを装着してもらった。
腕を固定してやると痛みも和らぐらしい。
わたしや上二人の子たちは生まれてこの方骨折した経験がないのでギプスなるものも初めて近くで見た。
へぇーーー
石膏のようなもので工作の粘土細工を形作るかのように腕の周りを固めていくのかと思ってたら、ギプスってでっかい湿布みたいなものなのねぇ・・・案外簡単に装着できるものなのねぇ~


わたしは先生と看護師さんの邪魔にならぬよう、診察室の端っこですぅがギプスをはめてもらうのを見ていたのだが、すぅは泣き言一つ言わず、熊のように大きな先生が自分のの前に立ちはだかり、小さな腕をぐるぐる巻きにしていくのをじっと我慢して耐えていた。




昨日あんなにわたしに四六時中べったりだったすぅだが、左腕を固定された今日は、おんぶしてもらいたくっても不可能になってしまった。

と言うわけで、今日は晩御飯の仕度をするその間、すぅはわたしとずっと手を繋いでいた。
洗い物をしたり、両手がふさがってしまう時には已む無く離していたが、再び手を繋げるようになるとすぅは

「母さんってすき~♪


母さんってだ~い~す~きぃ~~~~~~~



母さんってすーーーーてーーーーーーーきーーーーーーーーーーヽ(´▽`)/

母さん、笑って!」

とやはり歌いながら、そして今日はわたしの左手の甲にチュッチュチュッチュとキスの雨を降らせていた。




すぅはたぶん怖いんだと思う。
わたしが怒るんじゃないかと思って。
ソファーから転がり落ちたのを怒られると思っている。
腕を怪我してしまったのを怒られると思っている。

ソファーの肘掛の部分からもうよじ登ったら駄目だよと、言い聞かせると
「うん・・・ごめんなさい母さん・・・母さん笑って」
と悲しそうに俯いた。

すぅは昨日からずっともうソファーには一切近寄っていない。
もちろん、座ることもしていない。



すぅの腕が早く良くなりますように。

皆さま、温かいコメントをどうもありがとうございました。

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