2006年3月18日(土)

本日3月18日土曜日の晩御飯
*お豆腐入りふわふわつくねの照り焼き(密かに舞茸入りだったりする)
*カボチャの甘煮(上にかけているのは、黒胡麻入りきなこです)だの、マカロニサラダだのブロッコリーだの、要するに残り物
*味噌汁
*冷凍のポテトを大サービス


舞茸はどこへ。。。。(;´Д`)ノ



なーちゃんは好き嫌いなく、何でも一通りのモノは食べる子だ。
いや、たぶんキライなものはあることはあるのだろうが(2歳くらいの時、そういえばトマトが苦手だった)、それ以上に母さんのことが本当に大好きなので、母さんの喜ぶ顔が見たくて好き嫌いがないことを装っているだけなのかもしれないが。
ともかく何でも食べる。

すぅはそこまでわたしのことが好きではないらしく、わたしに喜んでもらおうとも、誉めてもらいたいとも思ってないらしく(笑)、ひたすらその日気に入ったものしか食べない傾向にある。
例えば今日はもちろんポテト、そしてご飯にマカロニ炭水化物ばかりil||li _| ̄|● il||li
ここ2・3日体調が悪く食欲も減退気味、それ以上に機嫌も恐ろしいほど悪いので、喜んで食べてくれるならと揚げてやったポテトなので、すぅが食べる喜びを思い出してくれただけでもよしとしよう。




わたしは最近喰わず嫌いだったイクラを食べられるようになったのだが、
てんきちにはどうしても食べられないものがある。

ずっと母ちゃんちの晩御飯を覗きに来ていただいてるてんきちマニアのあなたなら、それが何かをもうご存知だろう。



そう、椎茸ヽ(´▽`)/


そもそもいつから、そして何故キライになったのかももう思い出せないのだが、かなり小さい頃から彼が可愛い椎茸クンを嫌っているのはたしかだ。
(もちろん赤ちゃん時代の離乳食では、ちゃんと食していたのだが)

・・・・そう、たしか保育所に通っていた頃、給食に出ていた麻婆茄子が苦手のようで・・・と聞いたことがあった(麻婆茄子も苦手だが、酢の物はもっと苦手だった懐かしいあの頃)。


2歳児クラスのときだが、
「てんきちくんは、キライなおかずがあるとお隣に座ってるお友達のお皿に勝手に入れて何食わぬ顔をしてご馳走様をしちゃうんです・・・

好きなおかずだと、もちろん人のおかずも奪ってしまいます」
と、担任の先生に言われたことがあった。

もう少し大きくなってからだったが、何で嫌いなのーと問うて見ると、
「ぐにゃぐにゃしててマズイから。色もイヤだから」
と言うのがその主な理由だったと思う。

とにかくぐんにゃり系に弱い兄さん、もちろん椎茸もあのぐんにゃりとした歯ごたえが最初はダメだったはずなのだが、だんだん大きくなり知恵もついて来るようになると、
「椎茸の裏のビロビロが・・・・」
だの、
「椎茸の色合いがまるで●●●ジみたいだし」
だの、


そしてとうとう
「干ししいたけって、においだけでも吐き気がする( ̄Д ̄;;」

にまで、どんどん椎茸嫌いの理由が増えていくことになる。
さらに椎茸だけが苦手だったはずなのに、いつの間にかきのこ全般がダメになってしまっていた。
しめじも舞茸もそしてマツタケなんてとんでもない!なんであんな椎茸のおばけみたいにデカイ&クサイものを食べなきゃならないんだッ!!、そしてあんなにほそ~いほそ~いエノキの1本でさえも、お味噌汁にうっかりよそってしまうとギャーギャーと大騒ぎをしたものだ。
エノキがダメなので、もちろんなめたけも食べられない。


夏場など、部屋の窓を開け放していれば、階下のお料理好きのオクサマのお得意料理らしい

筑前煮

の香りがかなり頻繁に漂ってくるのだが、



「また椎茸のニオイが!!!!!!!!!!」
と、大慌てで窓を閉めて回るほどにまでそれはそれは素晴らしい椎茸嫌いに成長、その椎茸嫌いっぷりにはある意味意志の強さまでも感ずる。

最近の学校給食では、嫌いなものは残してもいいというなんとも甘っちょろい暗黙のルールもあるらしく、椎茸嫌いを加速させる要因にもなっている。
わたしが小学生の頃は、給食のお残しは決して許されなかったと言うのに。


余りに細かいエノキの一本だの、シメジのかけらだの、干ししいたけのみじん切りだのを除けてチマチマと食べてるその姿に何度激怒したことだろう。
「毒か?おのれ、椎茸は毒なんかぃっ!!!!!!!!!!!」


もちろん、みじん切りにして餃子に入れたり、お好み焼きに入れたりすれば嫌々ながらも食べることは食べるのだが、あの丸ままの椎茸を、そう椎茸の姿焼きだの姿煮だのを食べられるようになる日はいつか来るのだろうか。


年末頃だっただろうか・・・
やっと舞茸を一切れ・・・いや一口分くらいなら食べられるようになったところなのだ。

「舞茸はな、椎茸の食感はないねん。
椎茸とは別物や。
どっちかと言えばサクサクコリコリ系や。


ホンマに大丈夫やから食べてみ」

と、毎回呪文のように耳元で繰り返してやった結果だ。


昨日の麻婆春雨にも椎茸が入っていたのだが、そして食卓に着くなり
「これ、椎茸入り?」
と本人確認があり、





入っていると男らしく正々堂々と宣言してやった。


そして今日のつくね、もうちょっと舞茸の食感が残る予定だったのに、細かくし過ぎたのか舞茸らしさはこれっぽっちも残ってくれず、当然兄さんは全く気がついてくれなかった。
気がついてくれないと、これはこれでちょっと寂しい(;´Д`)ノ




あんだけグルメな兄さんなのだから、そろそろ椎茸の旨みについて理解してくれても良さそうなものなのに(もちろん椎茸の旨み成分の素晴らしさについてはもう既に何度も説明済み)。

てんきちの場合、椎茸が嫌いだ、椎茸が嫌いだと、自分で暗示に掛かってしまっているだけにも思える。
一度決めたことはなかなかその意見を変えようとしない頑固なところがあるので、椎茸が嫌いだといった自分の意見を変えたくないだけにも思える。



椎茸克服への道は遠く、そして険しい。


将来てんきちの嫁さんに
「うちのダンナったら、椎茸食べないのよ!



どうやらお義母さんが小さい頃から食べさせてなかったみたい」

等と陰口を叩かれないよう、今から頑張るのだ。



今朝の体重、昨日と変わらず。
今日はお茶、2・5リットルも飲んだ(´∀`)アハハ/\/ \


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