2006年7月20日(木)

本日7月20日木曜日、なーちゃんが居ない晩御飯
*鶏胸とピーマンのシンプル炒め(レシピはコチラ
*なーちゃんが居なくて寂しいすぅの為の大学ポテト(レシピはコチラ
*大根のお味噌汁
*サーモンのお刺身


なーちゃんは?なーちゃんは?!





なーちゃんの席にお皿が用意されていないのを見たすぅ。

お箸を並べるように言うと、

なんでなーちゃんのお箸出さへんの!母さん!ヾ(*`Д´*)ノ"

かわいそ!

なーちゃん、かわいそ!」

と、自分で引き出しを開けてなーちゃんのお箸を出そうとしている。


母「今日はなーちゃん、幼稚園でご飯を食べるからいらないんだよ。

今日は幼稚園で晩御飯食べて、みんなでお泊りするんだよ」



すぅ「ええ(゚Д゚)!!!!」

大声を上げてびびるすぅ。

・・・・・・ってか、その説明、昨日からもう何度もしてるよね・・・・(;´Д`)ノ

たしかさっきお昼寝して起きてからも言ったよね?母さんは。





少し不満そうに母さんと兄ちゃん、そしてすぅの3人分だけのお箸を並べてくれながら、急に思いついたように


「ほんなら、なーちゃんの席、すぅちゃん座りたいヽ(´▽`)/」
と自分の箸を移動させようとしている。



憧れのなーちゃんの席ヽ(´▽`)/

兄ちゃんの隣、なーちゃんの席ヽ(´▽`)/




しかし母さんの目が光るいつもの特等席・・・即ち母さんのすぐ隣でなければすぐに脱走を謀ったり椅子に寝そべったりとまだまだお行儀が悪いので、すぐさま母さんに却下され、結局いつもの席に落ち着いた。



食事も終わる頃、またもやすぅが突如大声を上げる。

「あーーー(゚Д゚)!!!!



母さん、なーちゃんのお迎えに行かなきゃ!!!!!!



母さん、忘れてんで!!!!!!




もうすぐ暗くなってくんで!!!!!!!

知らんで、すぅちゃん・・・・・なーちゃん幼稚園に早くお迎え行ったり!!!!!!!!!」





il||li _| ̄|● il||li



母「あのねすぅちゃん。

今日はなーちゃんは帰ってこないの。
さっきも言ったけど、なーちゃんは幼稚園にお泊りする日なんだよ。

お友達とか先生とかと一緒に幼稚園にお布団敷いて寝るんだよ。」



すぅ「ええ(゚Д゚)!!!!」







まるで今初めて聞いたかのように再び驚くすぅ。


今日、すぅが寝るまで数時間のうちに、あと何度くらい説明しなければいけないんでしょうかil||li _| ̄|● il||li





昨日の夜。

「いよいよ明日は楽しみにしてた年長さんのお泊り保育の日だね~」と、なーちゃんと話をしながら、持っていく荷物をひとつひとつ確認しながらなーちゃんの小さなリュックサックに大量の荷物をぎゅうぎゅう詰め込んで行っていたときのこと。


やれなーちゃんは先生と寝るんだ、だの、やれ晩御飯は何を食べるんだだの、花火をするんだ、スイカを食べるんだ、と嬉しそうにしていたなーちゃん。

急に神妙な顔をして黙り込んだかと思うと、先ほどとは打って変わって小さな小さな声で話し始めた。



「あのね、母さん。

明日の夜、なーちゃんが幼稚園にお泊りする日の夜のことだけど・・・・



すぅちゃんの晩御飯は、白いお皿にお肉と一緒にご飯をまあるく入れてあげるご飯にしてあげ。

小さいカップにご飯を入れて、それからお皿に引っくり返してやるやつに。

上に、歯になんか挟まった時に使う小さい棒(←爪楊枝のこと)を差して、そのところに紙になんか書きなさいってすぅにやらしてあげ(旗を作れと言っている)。
それをセロハンテープで貼ってやり。



そしたら、すぅちゃん喜ぶと思うよ。
ね、母さん。

分かった?」




今日なーちゃんを幼稚園まで送って行き、バケツをひっくり返したような大雨の降りしきる園庭から教室にいるなーちゃんに手を振り、足元をびしょびしょに濡らしながら門を出てとぼとぼとひとり家に帰る道すがら。


大丈夫だろうか・・・
ちゃんと寝られるんだろうか・・・・
夜中におしっこに行きたくなったりしないだろうか・・・
着替えが入っている場所、ちゃんと分かるだろうか・・・
誰かに意地悪されたりしてないだろうか・・・・
寝るとき寒いんじゃないだろうか・・・・
夜中に布団を蹴飛ばしたまま寝てるんじゃないだろうか・・・









寂しいって泣いてないだろうか。
家に帰りたいって泣いてるんじゃないだろうか。










と、大雨の中傘に隠れるようにしてひとり泣きながら帰ってきた。




帰ってくると、今日は終業式だった兄さんとお留守番をしていたすぅが玄関に座ったまま(家を出るときになーちゃんとわたしを見送ってくれた・・・いや、一緒に行きたいと半泣きしていたまさにその場所で)待っていた。


旗は作れなかったが、すぅのお皿だけお肉や野菜はまあるいご飯と一緒にワンプレートに盛り付けてやった。

なーちゃんの言うとおりに。



すぅはとっても喜び、ピーマンも残さずぜーんぶぴっかぴかに食べた。