2006年11月25日(土)

昨日の11月25日土曜日の晩御飯
*鰤の塩焼き
*オットのために牡蠣フライ&ブロッコリー
*タケノコと厚揚げの煮物(どうみても味噌汁には見えないゎ)
*ほうれん草のおろしあえ
*味噌汁

保険に牡蠣



魚は好きだけど牡蠣が苦手な子ども。
牡蠣は好きだけど(しかも「超」がつくほど好き)魚が苦手なオットil||li _| ̄|● il||li



苦労してるね、わたし。



あ、金曜日の晩御飯はね。

きな粉餅



ザ・餅。

こんだけ?
こんだけ。

この日、昼ご飯を食べ終わったのはなんと3時。
しかも滅多と行かれないお寿司屋さんだったので、張り切って食べ過ぎたil||li _| ̄|● il||li

晩御飯は軽くていいよね~と餅を焼いてやったが(わたしは飲みすぎのため晩御飯抜き)食べるわ食べるわ・・・

俺、2個追加!
わたし4個!
わたしあと10個ぉーーーーー!


何か物足りないんだよなぁ~
お菓子食べていい?
何かない?
ラーメンない?


こんなことなら普通に晩御飯を作ればよかった(;´Д`)ノ





毎年12月に入るまでは絶対に暖房器具の世話にはならないようにしよう!(ただしトイレのぬくもり便座は除く)

勝手に決めた我が家の掟に従って今年もみなで部屋の中で厚着する季節がやってきた。
赤いちゃんちゃんこを羽織り、さらにテレビを見るときは毛布を被って寒さを凌ぐし、夜も暖を取るただそれだけの為に早めに布団に入ると妹に誇らしげに語ったところ、
「また意味のない我慢大会かなんか?」
と笑われたil||li _| ̄|● il||li


たしかに。

なんでこんなに我慢してるんだろうか(;´Д`)ノ
意味のない我慢大会をしている我が家vs暖房の効いた心地よい家で薄着で手足を伸ばす








究極の節約か(;´Д`)ノ
いやいや、そうでなく、我が家は地球に優しいと言ってくれ。

12月までは我慢するんだ!!
みんな、一箇所に集るんだ!そうだ固まれ!
お互いの体温で凌ぐんだ!!ヽ(´▽`)/


ってなわけで、もうすぐ12月。
今日やっとクリスマスツリーも出して飾り付けた。
クリスマスと言えばサンタさん。
今年も我が家の子ども達にプレゼントを届けてくれるだろうか。


「受けるより与える方が幸福」というキリストの言葉がある。
あれが欲しい、今度はあれ買って!かわいいのがいい、お下がりの服は着ない!と3人の中でもかなり物欲が激しい傾向にあるような気がするなーちゃんには、たびたび物を大切にすることや、お店の中で欲しい欲しいと騒がないことなどをそのたびに教えてきた。



しかし、なーちゃんはなんでもかんでも欲しがるだけの子ではなかったのだ。
誰よりも「物」という存在に価値を見出し、故に「こだわっている」だけなのかもしれない。


年中さんのころから幼稚園で流行っているものに、「お手紙交換」がある。
毎日園で顔を合わせているのに一体何をそんなにわざわざ書くことがあるのかといえば、
「こんどなーちゃんのおうちにきてね」だの「おだんごごっこたのしかたね」だの・・・。

最初は誰かが仲良しの誰かにあげているのをみて、さらにその子がお返事の手紙をまた渡しているのを見て、いつしかなーちゃんも家にある落書き帳に手紙らしきものを書き付けて友だちに渡すようになった。
そのうちなーちゃんもお返事の手紙を貰うようになると、今度は友だちがくれたその便箋と封筒の可愛さに感動したらしいなーちゃん。
可愛い紙をくれた!封筒にも入れてくれた!シールも貼ってあった!と大喜びだった。
なーちゃんもお友だちに書いてあげる紙、可愛いのに書きたいなぁ~と言う女の子らしい願いを聞き入れてやり、100円ショップやサンリオで買ってやった便箋と封筒。

最初はたしかシールを貼ってあげたのが始まりだったのか。
それとも先生から貰ったお手紙の中に入っていた折り紙で折った小物が始まりだったか。
だんだんと手紙交換はエスカレートしていってしまった。

手紙の内容もそこそこに、それと一緒に封筒の中に入れるものが重要になってくる。
最初は折り紙で折った何かだったのが、折っていないまっさらの折り紙になる。
それが未使用のシール1枚になる。
未使用のシール、1シートになる。
とうとう未使用の便箋5枚、10枚になる。
さらには未使用の封筒までごっそりまとめて気前よくあげてしまったらしい。


あげた先のお友だちのお母様から聞かされ、ビックリしたわたし。

なんと髪留めやら使いかけの消しゴム、鉛筆やトランプのカードまであげてしまっていたらしい。

「だって欲しい!って言ったもん!あれ持ってきてって言ったもん!」
何故怒られるのかさっぱりわからないという顔のなーちゃん。


なーちゃん、便箋とか封筒とかシールは誰が買ったものかなぁ?
そうだよね、母さんとかばーちゃんが買ってくれたんだよね。
何のために買ってくれたの?
なーちゃんが使うために買ってくれたんだよね。
なーちゃんが喜ぶかなぁ~と思って可愛いシールも買ってあげたんだよね。
母さんのお金はどこからやってくるの?
パパが毎日一所懸命に働いてお金を稼いでくれるからだよ。
そのお金は何をするために使うの?
晩御飯のお肉とか野菜とか米とか買ったり、それとか幼稚園に行くためのお金も払うし、なーちゃんやすぅの靴下やパンツも買わなきゃいけないよね。
そのお金でなーちゃんのためにシールも買ったよ。
なーちゃんがお手紙に貼るのに使ったら喜ぶかなーと思って買ってあげたよ。

なーちゃんが使うためだよ。
なーちゃんのお友だちが使うためじゃないよ。
なーちゃんのお友だちはお友だちのお母さんが買ってくれるよ。
母さんはなーちゃんのお友だちにあげるためにシールとか便箋を買ったんじゃないよ。


「はい」
俯くなーちゃん。

いいね、わかったね、お手紙を書いてあげるのはいいけど、物をあげるのはダメだよ。


「わかった」


どうしてお手紙はあげていいのに物をあげちゃいけないのか。
どうして何も書いていないお手紙の紙はあげてはいけないのか。
お菓子についていたおまけのシールならあげてもいいのか。
どうして大人は子どもに物をくれるのに、子ども同士はしちゃダメなのか。
どうやって説明すればいいのか、何が間違ってるのか、話しながらわたしのほうが分からなくなってきてしまった。


そして「わかった」と言ったなーちゃんもわかってはくれていなかった。


それから1ヶ月も経たないうちになーちゃんはわたしに見つからないようにこっそりとまた手紙の中にごっそりと忍ばせていたらしい・・・・


それはアクセサリーだった。

ばーばに貰ったたぶん本物の珊瑚とかついているネックレスだった(ばーばも誰かに貰ったもので、たぶん使わないからくれたんだろう)。
お友だちのお母様から聞いて真っ青になった。


なーちゃん、こないだ○○ちゃんに何をあげたの?

「あの・・・・





怒らんといて!

絶対怒らんとって!
怒らないんだったら言うから。」

母さんが聞いてます。
ちゃんと答えなさい。

「はい・・・・・。




あの・・・・・

髪の毛のパッチン止め。


それから△△ちゃんに絵本。



それと・・・・
それと・・・・・・・




ネックレスもあげたかもしれなぃ・・・・・」




なーちゃん。
○○ちゃんや△△ちゃんのことが好き?
○○ちゃんはね、何かものをいっぱいくれるからなーちゃんとお友だちなんだと思う?
違うよ。
何か物をくれなくてもなーちゃんとお友だちなんだよ。
何かを貰ったら嬉しいなぁって思うから、なーちゃんは○○ちゃんにも喜んで欲しくて物をあげたいと思ったのかもしれないね。
でもね、ダメなんだよ。
あげるのは、お手紙だけ。
書いてない紙はだめだよ。使ってないシールもダメだよ。
シールを貼ってあげるのはいいんだよ。



これから小学校になったら女の子はこういう機会が増えるのかもしれない。
シール交換だったり、○○交換だったり。
可愛い絵の描かれたティッシュだったり。

一体どこまでが良くてどこからがダメなんだろう。
わたしはケチだから、勿体無いから、せっかく買ってやったシールをなーちゃんが勝手に友だちにあげるのをやめさせたいだけなんだろうか。

そうかもしれないな・・・。

でもこのままではなーちゃんは、「欲しいと言えばなんでも気前よくくれる便利な女の子」と友だちに誤解されてしまう。

もっと高学年になればもっと大きな問題に発展するかもしれないと言うのはわたしの杞憂だろうか。




何かをプレゼントしてもらったら嬉しい。
それをみんなにしてあげたかっただけかもしれない。
友だちが喜んでくれるのを見て、なーちゃんはその何倍も何倍も嬉しかったのかもしれない。
もっと喜んでくれるかもしれない、もっと喜ばせたい、その一心で自分の宝物をあげてしまったなーちゃん。

その優しい気持ちだけは忘れずにいて欲しい。