プチトマトとメイさんの続き : 井上かなえオフィシャルブログ「母ちゃんちの晩御飯とどたばた日記」 Powered by ライブドアブログ

昨日の7月9日水曜日の晩御飯
＊豚肉のソテー青ネギだれで　目玉焼き＆千切りキャべ＆ミニトマト
＊長芋の短冊ざくざく

忙しい日のうちの定番メニューの、しょうが焼きにしようと思って解凍した豚肉。
冷蔵庫にネギがしなびそうになっているのを発見して、急遽メニュー変更しました。
いいねーガツンと旨いです。

関西へお嫁に来て13年になる母さん、関西弁は喋れることは喋れるのだが、そう、周りに関西人が居ればこそ喋れるのであって、東京からのお客様をもてなしときだの、東京からのお客様のインタビューにお答えする時だのは、流暢な標準語を喋る。
先日もとある雑誌の取材を受けたときにも、先方がおいでになった早々に
「あれっ？

かな姐さん、標準語じゃないですか！」
と大変驚かれつつ仰った。

そうなんです、わたしは標準語を喋るんです、お相手が関東の方ならば。
、、、、ご期待に添えなくて本当に申し訳ない気持ちで一杯です(；´Д｀)ノ

いや、意図的にではなく、本当に自然にそうなってしまう。
だから月に一度の東京での例の撮影の時にも、当然のように標準語なわけだ。
普段子どもたちやオットといるときのように、またはママ友たちとお話しているように関西弁でらく～に話せたらもっと面白いことが言えるかも・・・・と、頭の中では
（関西弁・・・・関西弁・・・・・関西弁で話そう・・・）
と悶々としているのだが、関西弁で話そうというよりなによりもう一つのハードルが・・・

わたしの横にいる、わたしの顔の半分くらいの大きさしかないような小顔のカワイイ唯ちゃんが、わたしにとっては全くの外国語のような言葉で話していることだil||li _|￣|● il||li

関西弁はまだ完璧な母国語となってはいない母さん。
標準語でさえ怪しい母さん。
実は出身地であるお国言葉でさえも（ってかそもそも両親は転勤でこの地へ来たので、幼いころからわたしが喋っていたのは標準語・・・）、その地方の友だちと話しているときにでなければ、出てこないil||li _|￣|● il||li

一体わたしは何語を喋ってるんだ(；´Д｀)ノ

唯ちゃんの流暢で自由なな山形弁を聞いていると、ついつい山形弁訛りで返事してしまいそうになっている自分がそこにはいる。

ところで、関西弁と一口に言っても、住んでいる地方によってちょっとずつ違うのをご存知だろうか。
分かりやすくいえば、関西でも京都には京都弁があるように、神戸には神戸訛りというのもあり・・・・
そしてわたしが住んでいるところは、関西弁は関西弁でもソフト関西弁を喋る地方で、吉本新喜劇あたりのお笑い芸人（年配の方と若者が話す言葉も違うしね）が話すようなベッタベタの関西弁は普段は喋らない。

という前置きを踏まえて（前置きだったのか）。

昨日は2年生のなーちゃんのクラスで絵本の読み聞かせのボランティアをしてきた。
読んだ本は、もちろん関西弁の
「じごくのそうべえ」
と、例の「あっ玉木ちゃう」の台詞が出てくる
「わらっちゃった」。

どちらもみんな絵本に引き込まれるようにして食い入るように本を見つめ（「あったまきちゃう」については特に質問はなかった）、面白い場面では大声で笑ってくれたし、読み終わった後には
「俺、その本今度図書室で探してみる！それ、読むわ！」
と言ってくれた男の子もいた。

当然なーちゃんも母さんがみんなの前で絵本を読んでいる時には、クラスの一員として聞いているわけだが、クラスの友だちの反応がとても良かったこともあって、なーちゃんもご機嫌で帰って来た。
「じごくのそうべえ」が特にやはりウケたのが、母さん的にもとても嬉しかったので、夜、お風呂の時に娘たちと絵本の覚えている文章をソラで交互に言ったりして遊んでいた。

そのとき、なーちゃんが不思議そうに言ったのだ。

「そうべえ（主人公の名前）は、いつ《サカイ》と友だちになったん？」

え(ﾟДﾟ)？？？？？？？？
サカイ？

いや、「じごくのそうべえ」の中にサカイなんて友だち、出てきてへんやん・・・
また何を言い出す・・・・

と、一瞬この不思議少女の言っている意味が全くわからなかったのだが、次の瞬間母さんは閃いた！
あれだ！

「あれがえんま大王や（中略）

あのかがみに、
いままでやったわるいことが、
ぜんぶ　うつってしまうんやさかい、
うそ言えへんで。」《「じごくのそうべえ」より抜粋》

今までやった悪いことが
全部映ってしまうんや、坂井(ﾟДﾟ)！

ホンマや！
サカイや！
そうべえが坂井に親しげに呼び捨てで話しかけてる！

il||li _|￣|● il||li
って、違・・・・・

引越しの～サカイ～
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