井上かなえオフィシャルブログ 「母ちゃんちの晩御飯とどたばた日記」Powered by Ameba
昨日の1月5日木曜日の晩ごはん
*豚ロース肉のカレー竜田 サラダほうれん草添え
*おせちをリメイク煮しめのグラタン
*シメジとお揚げの味噌汁





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煮しめを具にしてグラタンを作りました。
具がちょっと5人分には足りなそうだったので、玉ねぎとウインナーもプラスして。
ホワイトソースはレンジで作りました。
ワンボウルでできて、あとは器に流しいれて焼くだけなので簡単です。

材料(4人分)
・煮しめ お好きなだけ
・玉ねぎ 大1/2個
・ウインナー 1袋(6本くらい?)
・バター 40g
・薄力粉 大匙4
・牛乳 500㏄
・塩、ホワイトペパー 各少々
・パルメザンチーズ 適量

作り方
1)玉ねぎは薄切りに、ウインナーは斜めに食べやすく切る。耐熱ボウルに玉ねぎとバターを入れ、ふんわりとラップをかけて700wのレンジで3分加熱する。
2)ラップをあけてかき混ぜ、薄力粉を入れてよく混ぜる。牛乳をそそぎ、ラップをせずにレンジで5分加熱し、かき混ぜる。ウインナーを入れて、様子をみながら1分~2分追加する。
3)グラタン皿に煮しめを入れて2を注ぎ、パルメザンチーズを振る。トースターで表面に焦げ目がつくまで焼く。




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そしてこちらは、お弁当にもよく入れている豚のカレー竜田なのですが、昨日はこれ、アメリカンポークの背ロースの塊肉を5ミリ幅にスライスしたものを使ってみました。
これが!!!!!!!
びっくりするほどおいしい。
特に脂身の部分が、口の中に入れるとじゅわーんとあまーーい(*´∀`*)
なーちゃんがめちゃめちゃこの脂身にハマってしまい、珍しいくらいたくさん食べました。
(この人痩せてるくせに脂身とか大好き)


材料(4人分)
・アメリカンポーク背ロース塊肉 400g
・塩コショウ 適量
・カレー粉 小さじ1
・醤油 大匙1
・片栗粉、サラダ油 各適量

作り方
1)豚肉は半分の大きさに切って、5ミリ幅の薄切りにする。これに塩コショウを振って、カレー粉と醤油をまぶして10分ほどおく。
2)1を片栗粉とともにビニール袋に入れて振り混ぜ、全体に粉をまぶす。揚げ油を180度に熱し、両面をこんがりときつね色になるまで揚げる。










その日の早朝の我が家は、あの映画のワンシーンと全く同じだった。
兄さんが保育所の頃大好きだった映画のあの冒頭のシーン。

玄関で兄さんと顔を見合わせ、
「あの映画みたいだ」
と実際に頷き合った。








“6時には車に乗り込んでいる状態でいよう。”


目標はただこれだけだ。
前夜には全員にこれを守ることを徹底させ、一番用意に時間が掛かるであろう自分が4時起きを宣言、子どもたち並びにオットは5時起きの約束をさせた。

当日の朝にならなければスーツケースに入れることができない細々としたものたちは

①化粧品類
②コンタクトレンズ関連
③髭剃り関係
④充電器にさしたカメラのバッテリー関係
⑤パスポートだけは絶対に忘れるな

このくらいだっただろうか?
また、帰宅したときに家が散らかってると途端に疲れが倍増してしまうことを誰よりも心得ていたので、家を出る前にはビシッと片づけておきたい。

テーブルの上に置かれた新聞やリモコンの歪みでさえ直していこう。

手荷物にする予定のカメラとパソコン、スーツケース以外にこれも朝必ず持って出よう。




そう心に固く誓って前の日の晩床に就いた。

子どもたちは全員枕元に着替えを用意し、朝慌てなくていいように準備万端(全員A型)。
なーちゃんなどは
「じゃあもう、明日の服を着て寝ればいいんじゃない?」
とまで言ったほど、それほどまでに気合を入れていた(残念ながらその申し出は却下した)。



翌朝4時。
母さんビシッと起床。
化粧に30分かけ、それから庭仕事を済ませる(←ピグライフどんだけ)。
5時には子どもたちは次々と起床し、それぞれテキパキと準備開始。

・・・・・・オット、5時15分にようやく起床・・・・

「自分の洗面道具入れた?」

「母さん、コンタクト用品を入れる袋はどれ!」

「タオル2枚追加で入れておいて!」

「母さん、なーちゃんのカメラもう入れた?」

「何時?」



あちこちの部屋から緊張感溢れる声(しかも早朝故、みな小声)がかかる。
と思ったら廊下を早歩きですれ違う。
あちらの部屋からこちらの部屋へ。
こちらの部屋からあちらの部屋へ。

大声を上げるな。
足音を立てずに。
でも素早く。


あちらの部屋へ。
またこちらの部屋へ。


スーツケース1、開けたり閉めたり。
あ、あかんこれも入れとかな・・・また開ける、また閉める。


スーツケース2も開けたり閉めたり。


「5時20分」

「了解」


「パソコンの電源切りました」

「了解」


「布団上げました」

「了解」






5時30分過ぎ。
その頃ようやく髭をそり終わったオットが洗面所から大慌てで出てくる。
しかし髭剃りを片手に右往左往。

この時点で子どもたちもわたしもダウンを着てもういつでも外に出られる状態。
一方のオット、まだぺらっぺらのパジャマ1枚_| ̄|○ il||li





「髭剃りのケース、どこやったっけ?」


あちらの部屋からこちらの部屋へ。


「俺のメガネのケース、どこあるか知らん?」


こちらの部屋からあちらの部屋へ。





母さん、オットの髭剃りケースを探し、メガネケースを探し、さらにはオットのコンタクト一式をポーチに詰め、携帯の充電器とともにスーツケースへ。
その間オットは着替える。
子どもたち全員、玄関でスタンバイしていたので、靴を履くように指示を出す。


5時45分。
オット、
「あ、ちょっと俺トイレいかな・・・」


母さんと兄さん、玄関で顔を見合わせ
「ホームアローン1の朝」
と頷き合う。
階段を上ったり下りたりあっちへ行ったりこっちへ行ったり。
あの戦場のような朝のシーンだ。

結局子どもたちに先に家を出るように指示を出し、兄さんは妹たちを連れてスーツケース2を引いてエレベーターへ向かった。


(この後、飛行場でもオット待ち時間が一番多かった→ちょっと一服のタバコ待ちに、オット手荷物で引っかかったので引き返してまた預けに行った待ち、長いトイレ待ち・・・・「パパ!もう早くしてよ!みんな行っちゃったよ!」娘たちの黄色い声が飛ぶ)



さて、オットはもともとぎっくり持ちなため、重たい荷物を持つことは避けなければならない。
母さんは母さんで昨年くらいから腰痛があり、あまり無理ができなくなった。
スーツケース2つは、一つを兄さんが、もう一つを母さんが持つが、車のトランクへ入れるときや飛行場で預ける際には兄さんに持ち上げてもらった。
母さんの手荷物は、いつものハンドバッグにプラス、化粧品屋さんでもらったキャンバス地の小さなバッグ(一眼レフと文庫本2,3冊を入れるためのもの)の2つ、それにたまにオットの手がふさがっているときのみノートパソコンが入ったバッグを持っていた。

オットはリュックサックに肩に斜め掛けするポーチ、それに先ほどのノートパソコン。
ポーチに5人分のパスポートを入れているため、飛行場でたまにノートパソコンはわたしが持ったり、兄さんに持たせたりしていた。
現地でパソコンを主に使うのは、母さんとなーちゃんだったから、所有物としては母さんのもの。
しかし持って歩くのはオットか母さんか兄さん。
娘2人は落として壊す可能性があるため持たせないが・・・


つまり「誰がパソコンを持つ係なのか」がハッキリしていなかった。



これがすべての敗因だったのだ。
事件は最終日、ホテルをチェックアウトして昼食を済ませ、さらにロビーラウンジでお茶をしてドルをすべて使い切り(笑)、そして迎えに来たバスに乗ってグアム国際空港へ・・・途中めちゃめちゃ大雨になり、、、、、


そして空港へ着いて、さあみんな降りましょうかと言ったときに母さんは気付いた。






誰一人、パソコンを持っていないことを。



スーツケースはバスのトランクに入れたが、そのほかの小さな荷物と一緒にパソコンは今バスの中、誰かと一緒に座席にあるべきはず手荷物なのだ。

しかし兄さんは自分のリュックのみ。
オットはリュックと肩掛けポーチ。
わたしはわたしの荷物。
娘たちは当然のように自分たちのバッグだけ。


チョイ待て!
パソコン、どこに置いた?




母さんはランチでシャァンパァァァァァァンを開けてしまっていたので、かなり記憶が怪しかった。
ランチの店までは母さんが持っていたが、案内されたテーブル付近にはパソコンのバッグを置く場所がないのでオットに預け、オットはたしか座席の後ろに、背中側に立てかけたまま椅子に座ってくれていたはずだ。

その後・・・その店からパソコンは持ち出したのだろうか?
かなりいい気分になっていたため、まったく思い出せない。
しかしこの時点で自分が持っていなかったことと、パソコンの存在自体この時既に忘れていたことは確かだった。






「さっき最後、アイス食べたとこや!テーブルの上に置いてそのまま来た!」




叫んだのは兄さんだった。

「ホンマか?間違いないか?ランチの店じゃなく、アイス食べたとこか?」
わたしと同じくまったくパソコンに関する記憶がないオットが確認するが、兄さんは間違いないと言う。

たしかあの店で母さんはカフェラテを飲み、飲んでいる途中でトイレに行きたくなり(シャンパァァァンのせいでこの後何回も何回も行く羽目に)、そろそろ時間だし店を出ようじゃないかと、バスに乗り込む前にトイレに行きたいと言って・・・
そうしたらみんなが我も我もと、トイレに行きたがったのでお勘定をして・・・

そしてソファーは全く振り返らずに。
子どもたちには顎で
「トイレ、あっち」
と指示を出しただけで。


あの時だったのか。
ランチの店からラウンジへパソコンを持ってきたのは兄さんだったようで、兄さんはそれをラウンジのテーブルの上に置いた。
アイスクリームを食べてそのまま席を立った。
自分のリュックだけ背負って。






すぐさまバスを降りて空港内に入り、スーツケースをごろごろと引きながら血相を変えて走る家族5人。
だだだだだだれか・・・・!!
緊急事態発生です!!

日本語が通じる方ぁーーー!!

と、今回の旅行代理店の現地係員さんに(日本語ぺらぺーら)事情を説明、ホテルに連絡を取ってもらった。

置いてきてしまった店を説明し、バッグの色とパソコンの色を説明する。


あるやろか?
いや、ないかもしれへんな・・・
フロントに届けられてるかも?
ラウンジ、人が少なかったし大丈夫やできっと!
励まし合う5人。




「今、探させているのですが・・・今のところそのようなものは届いていないそうです」






もうないかも・・・(ノДT)
いやもうないだろう・・・さようならわたしのノーパソ・・・・お元気で(/_;)/~~
新しい飼い主にかわいがってお貰いなさい・・・






搭乗手続きの列は大行列になっていたため、引き続きホテルへの連絡は現地係の方にお任せし、5人は列に並ぶ。
兄さんを責めるものは一人もいなかった。
ただなーちゃん一人だけが

「よぉ気付いたなぁ!母さん!なーちゃん、パソコンのことなんか全然忘れてたわ!」
と陽気に言い、それに応えてオットが


「俺もパソコンのこと、すっかり忘れてたなぁ!」
と言っただけだった。


兄さんはというと、
「しくった・・・・あかんわ、しくったわー・・・」
と言うのみ。



暫くして係の方が走ってきた。



「見つかったそうです!
今、持ってきてもらっていますからね!」



というわけで。
無事、飛行機に乗る前にパソコンは手元に届けられたのでした。
持ってきてくださった方にお礼を渡すはずが、残念ながらドルがもうなかったので、日本円で、、、すみません、、、


現地係の方が
「こういうのは、外側が大事なんじゃないのよね、中の情報が大事なのよね。よかったわね、見つかって!」
と最後に仰ってましたが


(現地の方の想像→きっと仕事上の大事なデータが入っているに違いないわ!若しくは絶対に外部に漏らしてはいけない国家機密的情報か何か!)







あの、そのノーパソ、買ってきてそのまんまの状態ですんで、写真一枚すら入ってませんので、
なんも大事な情報とか入ってませんし、個人情報も入ってないんで、ええ

ただピグライフやるために持ってきたようなもんなんで、



とは言わず、

「ほんと!そうなんです。その通りなんですよ!

あーー助かりました!
本当にありがとうございました!」
と手を振り、グアムを後にしました。



教訓:飲んだら持ち物確認、忘れるな。

スパイスオブライフ、奥さまもうご覧になって?




動画でクッキング♪
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++続きはメイさん劇場++








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