フランス旅行、2日目。
この日は朝7時台のTGVに乗る予定になっていたのでめちゃくちゃ早起き&チェックアウト&集合でした。
ただでさえフランスはこの時期、朝の太陽が出るのが8時半ごろ。
遅くてびっくり!!!!
出発したころはまだこんなに真っ暗でした。
バスの車窓から。
モンパルナス駅を目指します。
モンパルナスと言えばアマのモンパルナス(めちゃ昔からあるパン屋さんで、地元のママ友に教えてもらいました。ピロシキが名物です)をすぐに思い出し、ひとりにやにやしてしまいました。
・・・・モンパルナスってフランスなのに、なんでピロシキ(ロシアじゃ・・・?)なんだろう・・・
さてさて、モンパルナスの駅ではパン屋さんでチーズが挟んであるバゲットを買いました。
(ピロシキは売ってなかった 笑)
列車を待っている間に立ったままむしゃむしゃ食べました。
さあ!いよいよ列車に乗り込み、出発です。
フランスでは改札がなくって、チケットは自分で腰くらいの高さの機械に入れて各々チェックイン(?)します。
降りる駅ではチェックなし!
ホテルはチェックアウトしたのでみんな大荷物で大移動なのです。
母さんもスーツケースに手荷物に朝ご飯に紙袋にと大荷物。
家族旅行ならばこんなときスッと荷物持ちさんがほとんど重いのは持ってくれるので楽できますが、オットが一緒じゃないとこんなにも不便なのかとしみじみ思いました(えー)。
中はこんな感じのゆったりしたシートでした。
グリーン車よりゆったり設計。
シートの上で横座り(正座の横崩し)ができるほど広々です。
(っておばちゃんなのですぐに足を上げて正座したがります・・・)
列車の中で日の出を迎えます。
向こうの窓に朝日が見えますか。
TGVは日本の新幹線よりも横揺れ縦揺れ振動があまりなかったように感じます。
スーッと出てスーッと走ってスーッと止まる、みたいな。
日が昇ってくると、うっすらと明るくなってきた車窓には一面に霜をかぶった銀世界が広がっていました。
幻想的な白い世界。
10時少し前に、アングレームの駅に到着です。
実は駅に到着する前に、心地よいシートで熟睡してしまっていたわたし。
ツアーの皆さんに「そろそろおりますよ!」と声を掛けられて慌ててスーツケースだの荷物だのを準備して慌ただしく下車したのです。
朝の凛とした空気のホームに降り立ち、パリとはまた全く違うそのフランスの田舎の雰囲気に深呼吸し、みんながさて行きますかと歩き出そうとして
ハッΣ(゚Д゚;)
チョイ待て!!!!!!
こんな荷物軽かったっけな!?
モンパルナスの駅で手首に食い込むほど重たいもんを持ってたような気が
って
あああああああああああああああああああああああああああああああああ
わわわわわわわわわわわわわ
忘れ物した((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
列車の上の網棚に、あのあのあのあのあのあのあの黄色い紙袋
列車はまだ停車中だったので(結構長いこと停まってます)、大慌てで降りてきた降車口に向かい、すぐさま乗り込んで取りに行こうとすると車掌さんに制止されました。
フランス語の堪能なシェフのNさんと、半分フランスの血が流れているYさんがフランス語でぶわわわわっわわわわわと車掌さんに説明、車掌さんがわたしがさっきまで座っていた席に取りに行ってくれました。
車両の窓越しに、わたしの忘れ物であるその黄色い紙袋を手にゆったり歩いて戻ってくるのが見えた!
「うわーーー!あったあったぁ!!!!!よかっ・・・」
プシューーーーー
無情にもそこで閉まる列車の扉。
黄色い紙袋を手に携えた車掌、あららら・・・と手を挙げています。
そのまま列車は出発。
遠ざかっていくtgv。
列車の窓には別れを惜しむように呆然と立つ車掌(その手には黄色い紙袋)。
さよぉならぁぁぁぁぁ
元気でねぇぇぇぇぇ
わたしの黄色い紙袋ぉぉぉぉぉぉぉお
やってもぉた、、、、、
またもや、やってもぉた、、、、、忘れ物、、、、、
失意。
あれほど気を付けようと心に誓ったばかりだというのに。
がっくり。
がっかりだよ自分。
_| ̄|○ il||li
残念すぎるだろ自分。
実は紙袋の中身は、はるばる日本から持ってきたお酒だったのです。
自分でせっせと果実を漬け込んだブランデーだったのです。
参加者の数人は(わたしを含め)、この自家製果実入りブランデーの瓶を持ってきていまして、これを試飲する予定だったのです。
わたしもお気に入りの柚子バージョンとミックスフルーツの2瓶を持ってきていたのでした。
願わくは次の駅(ボルドー)で紙袋は下してもらいますが、それはそこに留まったまま。
誰かが取りに行かねばなりません。
ってかガイドさんの説明によれば、そもそもその駅で忘れ物を下してもらえるかどうか、そして荷物がきちんと次の駅で駅員に渡されるかどうかも定かではないと。
その後ガイドさんが何度もボルドーの駅に連絡を取ってくれて、無事にボルドーの駅で黄色い紙袋は下車、そしてわたしたちが見学先を訪問中にガイドさんがタクシーでボルドーまで取りに行ってくれることになりました、、、
往復3時間かけて(´Д⊂グスン
ほんっとにすみませんでした、、、
そんな時間とお金をかけて取りに行っていただくような価値ある品物では・・・と何度も言いかけましたが、、、、あーーーーわたしのバカバカバカ
と言いつつ、コニャックを目指すバスの車窓からこんな写真撮ってるし。
コニャックの街。
わんこの鼻さきが見えてたのがかわいかった。
(んだけど、わんこどこ???)
約40分ほどでコニャックへ到着です。
川沿いにあった建物。
水面に霧が立ち込めていてなんともいえない情緒ある雰囲気。
そんな素敵な場所にある、ルイ ロワイエの蒸留所の視察です。
古い建物。
大きいです。
蜂のマーク。
まずはルイロワイエの事務所にお邪魔しました。
壁一面に飾られているコニャック。
ブランデーとコニャックの違いをご存知でしょうか。
わたしはブランデーというのが何から作られていてどうやって作られているものなのかすら去年知ったばかりですんで、、、、(汗
コニャックというのは、コニャック地方で作られたブランデーのことなのです。
この土地以外で作られたものは、ブランデーであってコニャックとは呼びません。
土地の中にも一番質の良いコニャックが作られる土地から次によい品質の土地、さらにその次…という風に土地で決まっています。
実験室のよう!!
ここで日々、美味しいお酒が研究されているのですね。
ブランデーは、ワインからできているのです。
ワインを蒸留させたものがブランデー。
なので濃厚で薫り高く、アルコール度も高いのです。
さて、ここでお昼の時間になりました。
いったんバスに乗り込んでお昼の場所まで移動します。
窓から見える景色はぶどう畑。
上質なぶどうを育てるために、水はやらない、肥料もやらない、過酷な条件で育ったぶどうだからこそ、味が凝縮し、濃厚で素晴らし品質のものが取れるのだとか。
これって塩トマトの栽培方法と似ているかも!
お昼のレストランに到着です。
素敵すぎる外観。
お店の名前。
バラの花と壁の雰囲気にもうメロメロ。
1階はレストランですが、2階はホテルとしても使われています。
か・・・・かわいい・・・・
わんこ付き。
人懐っこいわんこで、ついメイを思い出しました(笑)。
店内の様子です。
最初の一皿目。
食前酒のピノデシャラントと一緒に。
ピノデシャラント、濃厚で薫り高くてフルーティーで甘くてめちゃくちゃおいしいです。
デザートワインという感じ。
昔ママ友にもらったアイスワインに似てる・・?
琥珀色の飲み物がピノデシャラント。
前菜の牡蠣。
これ、めーーーーーっちゃくちゃ美味しかった!
お皿を出されたときに、
「あ、ちょっと多いかも・・・」
って思ったくせに、全部ぺろりと平らげてしまいました。
ずっと食べ続けていてもいい!ってくらい美味しかったーーーー
牡蠣と一緒に出される肉団子。
牡蠣でおなかが冷たくなったのを温める意味で出されるんですって。
牡蠣とペアーで。
これも美味しかったです。
ソーセージみたいな感じです。
メインのお皿。
豚のばら肉に焼き目をつけて蒸し、キャラメリゼしてあります。
パイナップルのソース。
お肉の上に乗っかってる細長いのは、生姜。
甘くてぴりりっとして、どこか和食に通じるところもあったりしてめちゃくちゃおいしかったです。
デザートのお皿。
もうおなかパンパン!!!!!!!
めちゃくちゃ長くなってしまったので、2日目は後半に続く!
この日は朝7時台のTGVに乗る予定になっていたのでめちゃくちゃ早起き&チェックアウト&集合でした。
ただでさえフランスはこの時期、朝の太陽が出るのが8時半ごろ。
遅くてびっくり!!!!
出発したころはまだこんなに真っ暗でした。
バスの車窓から。
モンパルナス駅を目指します。
モンパルナスと言えばアマのモンパルナス(めちゃ昔からあるパン屋さんで、地元のママ友に教えてもらいました。ピロシキが名物です)をすぐに思い出し、ひとりにやにやしてしまいました。
・・・・モンパルナスってフランスなのに、なんでピロシキ(ロシアじゃ・・・?)なんだろう・・・
さてさて、モンパルナスの駅ではパン屋さんでチーズが挟んであるバゲットを買いました。
(ピロシキは売ってなかった 笑)
列車を待っている間に立ったままむしゃむしゃ食べました。
さあ!いよいよ列車に乗り込み、出発です。
フランスでは改札がなくって、チケットは自分で腰くらいの高さの機械に入れて各々チェックイン(?)します。
降りる駅ではチェックなし!
ホテルはチェックアウトしたのでみんな大荷物で大移動なのです。
母さんもスーツケースに手荷物に朝ご飯に紙袋にと大荷物。
家族旅行ならばこんなときスッと荷物持ちさんがほとんど重いのは持ってくれるので楽できますが、オットが一緒じゃないとこんなにも不便なのかとしみじみ思いました(えー)。
中はこんな感じのゆったりしたシートでした。
グリーン車よりゆったり設計。
シートの上で横座り(正座の横崩し)ができるほど広々です。
(っておばちゃんなのですぐに足を上げて正座したがります・・・)
列車の中で日の出を迎えます。
向こうの窓に朝日が見えますか。
TGVは日本の新幹線よりも横揺れ縦揺れ振動があまりなかったように感じます。
スーッと出てスーッと走ってスーッと止まる、みたいな。
日が昇ってくると、うっすらと明るくなってきた車窓には一面に霜をかぶった銀世界が広がっていました。
幻想的な白い世界。
10時少し前に、アングレームの駅に到着です。
実は駅に到着する前に、心地よいシートで熟睡してしまっていたわたし。
ツアーの皆さんに「そろそろおりますよ!」と声を掛けられて慌ててスーツケースだの荷物だのを準備して慌ただしく下車したのです。
朝の凛とした空気のホームに降り立ち、パリとはまた全く違うそのフランスの田舎の雰囲気に深呼吸し、みんながさて行きますかと歩き出そうとして
ハッΣ(゚Д゚;)
チョイ待て!!!!!!
こんな荷物軽かったっけな!?
モンパルナスの駅で手首に食い込むほど重たいもんを持ってたような気が
って
あああああああああああああああああああああああああああああああああ
わわわわわわわわわわわわわ
忘れ物した((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
列車の上の網棚に、あのあのあのあのあのあのあの黄色い紙袋
列車はまだ停車中だったので(結構長いこと停まってます)、大慌てで降りてきた降車口に向かい、すぐさま乗り込んで取りに行こうとすると車掌さんに制止されました。
フランス語の堪能なシェフのNさんと、半分フランスの血が流れているYさんがフランス語でぶわわわわっわわわわわと車掌さんに説明、車掌さんがわたしがさっきまで座っていた席に取りに行ってくれました。
車両の窓越しに、わたしの忘れ物であるその黄色い紙袋を手にゆったり歩いて戻ってくるのが見えた!
「うわーーー!あったあったぁ!!!!!よかっ・・・」
プシューーーーー
無情にもそこで閉まる列車の扉。
黄色い紙袋を手に携えた車掌、あららら・・・と手を挙げています。
そのまま列車は出発。
遠ざかっていくtgv。
列車の窓には別れを惜しむように呆然と立つ車掌(その手には黄色い紙袋)。
さよぉならぁぁぁぁぁ
元気でねぇぇぇぇぇ
わたしの黄色い紙袋ぉぉぉぉぉぉぉお
やってもぉた、、、、、
またもや、やってもぉた、、、、、忘れ物、、、、、
失意。
あれほど気を付けようと心に誓ったばかりだというのに。
がっくり。
がっかりだよ自分。
_| ̄|○ il||li
残念すぎるだろ自分。
実は紙袋の中身は、はるばる日本から持ってきたお酒だったのです。
自分でせっせと果実を漬け込んだブランデーだったのです。
参加者の数人は(わたしを含め)、この自家製果実入りブランデーの瓶を持ってきていまして、これを試飲する予定だったのです。
わたしもお気に入りの柚子バージョンとミックスフルーツの2瓶を持ってきていたのでした。
願わくは次の駅(ボルドー)で紙袋は下してもらいますが、それはそこに留まったまま。
誰かが取りに行かねばなりません。
ってかガイドさんの説明によれば、そもそもその駅で忘れ物を下してもらえるかどうか、そして荷物がきちんと次の駅で駅員に渡されるかどうかも定かではないと。
その後ガイドさんが何度もボルドーの駅に連絡を取ってくれて、無事にボルドーの駅で黄色い紙袋は下車、そしてわたしたちが見学先を訪問中にガイドさんがタクシーでボルドーまで取りに行ってくれることになりました、、、
往復3時間かけて(´Д⊂グスン
ほんっとにすみませんでした、、、
そんな時間とお金をかけて取りに行っていただくような価値ある品物では・・・と何度も言いかけましたが、、、、あーーーーわたしのバカバカバカ
と言いつつ、コニャックを目指すバスの車窓からこんな写真撮ってるし。
コニャックの街。
わんこの鼻さきが見えてたのがかわいかった。
(んだけど、わんこどこ???)
約40分ほどでコニャックへ到着です。
川沿いにあった建物。
水面に霧が立ち込めていてなんともいえない情緒ある雰囲気。
そんな素敵な場所にある、ルイ ロワイエの蒸留所の視察です。
古い建物。
大きいです。
蜂のマーク。
まずはルイロワイエの事務所にお邪魔しました。
壁一面に飾られているコニャック。
ブランデーとコニャックの違いをご存知でしょうか。
わたしはブランデーというのが何から作られていてどうやって作られているものなのかすら去年知ったばかりですんで、、、、(汗
コニャックというのは、コニャック地方で作られたブランデーのことなのです。
この土地以外で作られたものは、ブランデーであってコニャックとは呼びません。
土地の中にも一番質の良いコニャックが作られる土地から次によい品質の土地、さらにその次…という風に土地で決まっています。
実験室のよう!!
ここで日々、美味しいお酒が研究されているのですね。
ブランデーは、ワインからできているのです。
ワインを蒸留させたものがブランデー。
なので濃厚で薫り高く、アルコール度も高いのです。
さて、ここでお昼の時間になりました。
いったんバスに乗り込んでお昼の場所まで移動します。
窓から見える景色はぶどう畑。
上質なぶどうを育てるために、水はやらない、肥料もやらない、過酷な条件で育ったぶどうだからこそ、味が凝縮し、濃厚で素晴らし品質のものが取れるのだとか。
これって塩トマトの栽培方法と似ているかも!
お昼のレストランに到着です。
素敵すぎる外観。
お店の名前。
バラの花と壁の雰囲気にもうメロメロ。
1階はレストランですが、2階はホテルとしても使われています。
か・・・・かわいい・・・・
わんこ付き。
人懐っこいわんこで、ついメイを思い出しました(笑)。
店内の様子です。
最初の一皿目。
食前酒のピノデシャラントと一緒に。
ピノデシャラント、濃厚で薫り高くてフルーティーで甘くてめちゃくちゃおいしいです。
デザートワインという感じ。
昔ママ友にもらったアイスワインに似てる・・?
琥珀色の飲み物がピノデシャラント。
前菜の牡蠣。
これ、めーーーーーっちゃくちゃ美味しかった!
お皿を出されたときに、
「あ、ちょっと多いかも・・・」
って思ったくせに、全部ぺろりと平らげてしまいました。
ずっと食べ続けていてもいい!ってくらい美味しかったーーーー
牡蠣と一緒に出される肉団子。
牡蠣でおなかが冷たくなったのを温める意味で出されるんですって。
牡蠣とペアーで。
これも美味しかったです。
ソーセージみたいな感じです。
メインのお皿。
豚のばら肉に焼き目をつけて蒸し、キャラメリゼしてあります。
パイナップルのソース。
お肉の上に乗っかってる細長いのは、生姜。
甘くてぴりりっとして、どこか和食に通じるところもあったりしてめちゃくちゃおいしかったです。
デザートのお皿。
もうおなかパンパン!!!!!!!
めちゃくちゃ長くなってしまったので、2日目は後半に続く!