この「母ちゃんちの晩御飯とどたばた日記」のブログを書き始める前に書いていた日記なのですが、久しぶりに読むと懐かしくて・・・っていうか全く覚えても無くて(おい)また新たな気持ちで読めたのですが、今は大学生と中学生になっている我が家の子供たちが、まだ小学3年生、3~4歳、1~2歳のころのお話です。
お暇があればよかったら読んでみてください。

第一弾は昨日アップしてます→こちら★




今日は第二弾でして、すぅがいよいよ魔の二歳児になり、なーさんは春から幼稚園に入園(年中さんからの入園です)するという直前の頃です。


なりふり構わず、まさに髪を振り乱して育児をしていたころですわ、、、これがまだたったの10年前だなんてねぇ。








「似てるかもしれないと思った瞬間」
2004年10月13日 (水)
なーちゃんはてんきちの顔にソックリだとよく言われる。
そしててんきちはオットの顔に瓜二つだともよく言われる。

あまりにもわたしに似ているところが無い為、「ご主人の連れ子だったりしてね!」と冗談半分で友人にからかわれたりする。
たしかに自分で産んだ記憶があるが、もしかするとわたしの遺伝子は含まれず、オットから直接産まれて来たのではないかと我ながら思う。


わたし自身も3人兄妹で、兄、そして妹がいる。
そう、わたしの立場はなーちゃんと同じ、真ん中の子だった。
3つ年下の妹と、よくおままごとをして遊んだ。
いつだったか妹とキャンディキャンディのお人形を親に買ってもらった。
今でも覚えているが、妹はピンクのワンピースを着たキャンディ、わたしが選んだのは、オレンジと緑のパッチワーク柄の田舎くさいワンピースのキャンディだった。

何故そのキャンディを選んだのかと言うと、その田舎くさいワンピースの上に実は白いエプロンを付けていたのだ。
エプロンが付いてる分、お得なのではないかと子供心に思ったことを今でもはっきりと覚えている(ワンピースの色は気に入らなかったのも覚えている)。

買って貰ってしばらくもたたないうちに、わたしはキャンディの頭をシャンプーし、そして散髪した。
かなりのベリーショートだった為、後ろから見ると地肌が見えていた。
シャンプーしたせいで、髪はぎしぎしになってしまった。

またあるときは、妹と一緒に小さなバービー人形を買ってもらった。
散髪は失敗すると勉強し、まさかまたするはずはないだろうと自分で思い込んでいたが、やはりショートカットにしたらしい(たしかにショートカットになったバービーちゃんに覚えがある)。
そしてさらに今度は足をナイフで削って色を塗り、ハイヒールにしてやった(もちろん指にはマニキュア、顔には化粧をほどこしてやった)。


キャンディも、バービーも、妹は決してそんな手術はしなかった。



今朝、なーちゃんは大事なぽぽちゃんの指をはさみで切っていた。

どうやらツメを切ってやっていたらしい。

「ダメでしょう!」
と言いながら、笑いを堪えるのに必死だった。









「キュー○ー3分クッキング」
2004年12月3日 (金)
或る日のレシピ


「カリフラワーのパスタ」



カリフラワーをこうして小房に分けて切りますね~



なーちゃん「母さん!!メロンパンを切ってるよ!メロンパンのスパゲティーを作るって!」




それも美味しそうかも・・・・・(汗)






「大きくなったら」
2004年12月13日 (月)
「大きくなったら何になりたいか」


この質問をなーちゃんに一所懸命説明しようと試みた。

大きくなってね、4歳になって、5歳になって、6歳になってずーっとずーっと大きくなっていってね、母さんくらいに大きい大人の人になったら何をしたい?
母さんはねー、お客さんのお顔をキレイキレイにするお仕事をしてたんだよー。
例えばね、他にはお店屋さんかなぁー
なーちゃんの好きなパン屋さんかなぁー
それともお花屋さんがいいかなぁー
それともね、看護婦さんかなぁー
なーちゃんは何がしたい?


かなり長い時間考えている。

それはいや。
それもしたくないの。
なーちゃんはねー。
えーっと・・・・・


なーちゃんが大きくなって、かーさんが小さくなって、そしたらかーさんの髪を洗ってあげたいです。


うぅーーーー
なーちゃんのあの小さな手で髪を洗ってもらえるところを想像して喜ぶ単純な母。

いやいや、母さんが小さくなって?
んー・・・まぁ歳を取ったら背は縮むかもしれないし。






「パパが2人」
2004年12月22日 (水)
兄ちゃんのことを未だに「パパ!」と呼ぶすぅちゃん。

「兄ちゃんにご飯だよーって言ってきて」


「パパー!ごーわーんー」


学校から帰ってきた兄ちゃんに
「パパ!かえりー!」


仕事から帰ってきたパパにも
「パパ!かえりー!」



たしかにてんきちはパパそっくりだけれどもさ。
歳の離れた兄妹だからか?
いや、そこまでてんきちはおっさんではないし。



お昼寝中もしっかり手を繋いで、仲良し。

じゃなくって、寝てるなーちゃんのところへ行って、手の上に手を重ねてから寝た、すぅちゃん。






「幼稚園4月号の付録」
2005年3月9日 (水)
幼児雑誌・・・・・食料品を買いに行っただけのつもりが、レジの横に子供の目線にディスプレイされていて、ついつい買わされてしまう羽目になるアレ。

普段はほとんど買わないと決めているのだが、つい先日、オットが気まぐれに買って帰ってきた。

小○館の幼児雑誌「幼稚園」4月号だ。

この手の雑誌のどこが気に入らないかと言うと男の子にも女の子にもウケるようにと、ハムちゃんのページの次にはウルトラマンのページがあり、またりかちゃんのページもあるかと思えば、マジレンジャーのページもあるところだ。

そしてなーちゃんが興味があるのはハムちゃんでもりかちゃんでもない。

シールだけだ(;´Д`)ノ


そして何よりも一番気に入らないのは、この雑誌の付録だ。
親が組み立ててやるその付録は、回転お寿司台だったり、ケーキ屋さんごっこをしよう!だったり。
いつもなら、順番どおりに組み立てていけば大抵のモノは写真どおりに出来上がり、なーちゃんも嬉しげに2日ほど遊んでくれる。

今月号の付録・・・・・
歴代3位以内には入るのではないかというくらい難易度の高い工作だった。
「ハム太郎おかいものピピッ!とレジスター」
と言う。

まずそれぞれパーツを組み立てていくが、一体今自分はレジのどの部分を組み立てているのか、何の為にこのような細かい部品がいるのかも分からず、手順を追う。
「ディスプレイを作る」(ハァ?なんだディスプレイって)
「ディスプレイカバーを作る」(ハァ?なんだそりゃ)
「バーコードリーダーを作る」(ばーこーどりーだーとは一体何ぞや)


何と作るのに1時間半以上かけたにもかかわらず、レジの引き出しは開け閉めが出来ず開けっ放しになってしまう(;´Д`)ノ

ま、いっか。
なーちゃんが喜んでるし。

その他の付属の部品である牛乳だの、お菓子の箱だの、消しゴムの半分くらいの大きさのものを組み立てに入る。

ワクワクしながらわたしの手元を見つめるなーちゃん。


あれ?すぅはどこへ行った?






ガ━━━━━━━∑(゚□゚*川━━━━━━━━ン!




あ、アナタが持っているソレ、もしかしてさっきわたしが組み立てたレジスターの残骸ではありませんか・・・・


無残にも引きちぎられ、苦心して組み立てた1時間半はこうして一瞬にして海の藻屑の如く消え去ったのでした。




「恐るべし2歳児」
2005年3月14日 (月)
どんなに怒られてもどんなに罵られてもどんなに泣かされても上の二人は決して言うことのなかった言葉。



「こんなに怒ったら母さんのこと嫌いになった?」




「嫌いちゃう!嫌いちゃうぅ~~~~(;´Д`)ノ」なーちゃんバージョン

「ゴメンナサイ~~あぁ~~~ごめんなさい~~~~~(;´Д`)ノ」てんきちバージョン



末っ子は違った。
ちょっと怒っただけで
「かーかん嫌い!」( ̄Д ̄;;


「ごめんなさいは?!」(#`-_ゝ-)ピキ

パターンその1「ゴメンナサイ、フン!!」

パターンその2「ゴメンナサイ、もういい!!」(ゴメンナサイをしたあとに「もういいよ」と言うのはこのわたしのはずだ!)

パターンその3「ゴメンナサイ」目線はテレビ、口元は微笑み、真剣さのかけらもなし。


母の愛情が自分に過大に注がれていることを既に知っている末っ子。

恐るべし。




「キミは大物だ・・・・」
2005年4月4日 (月)
ますます我が家の2歳児は手に負えなくなってきた。


今までは買い物や図書館など、外へ出るときはかならずベビーカーに縛りつけ、靴は履かせないことにしていた。
外出先でうっかりベビーカーから解放してしまうとそのまま歩くんだッ!と決してもう2度とベビーカーには乗ってくれない。
なので靴を履かせていなければ
「靴が無いから降りられないよ。座っていようね」
で済んでいた。

しかしヤツは最近、出かける前すでにベビーカーに乗らないんだと主張し始めた。
靴を履き、玄関で待っている。
ベビーカーに乗せようと、ムリヤリ抱き上げようとするもんなら、体を軟体動物のようにくねらせ、腹を出し、悲鳴を上げ、ベビーカーの座席から滑り落ちる。
ベルトをしようにも不可能だ。

しかし、娘二人をそれぞれに手を繋ぎ買い物は出来ない。
カゴが持てない。
ちなみにスーパーのカゴを乗せる簡易ベビーカーにも乗らないと主張する。
あくまでも歩く!と宣言する。

昨日はオットが休みだったので5人で歩いて買い物へ行った。
もちろんすぅはベビーカーに乗らないと頑固に主張していたので、仕方なく右手はすぅと繋ぎ、左手でなーちゃんと繋ぎ、出掛けた。
てんきちの衣料品やオットのコンタクトなど、いろいろウロウロしなければならなかったので、昨日は初めてアレに挑戦してみようと心に決めていた。

キャラクターカートだ。

100円入れて(のちに返す時にこの100円は戻ってくる)乗る、キティちゃんやポケモン、プーさんなどキャラクターが付いたカート。
座席にはハンドルやボタンが付き、子供が喜びそうな仕様にしてある。

案の定、すぅは狂喜乱舞して乗り込んでくれた。
うきうきとハンドルを回し、ボタンを押し捲り、夢中だ。

しかし10分ほどで飽き、ドアを自分で開けて出てきてしまった。
その隙になーちゃんが意気揚々と乗り込む。
すでに遠く走り去った後のすぅ(;´Д`)ノ

慌ててすぅを捕獲し、泣き喚く小動物を肩に担ぎ戻る。

おもちゃ売り場で気分転換に遊ばせ、気が紛れたところでまたカートに自ら乗ってくれた!
チャンス到来!!
今度はしっかりとベルトで固定する。

しまった!やられた!とばかりに泣き出すすぅ。
今度はドアを開けて自分から出られない。
おいおいと泣くすぅを乗せたカートをオットが押し、わたしはなーちゃんの手を繋ぎ(てんきちは大きいので省略)、食料品売り場へ。

試食のサーロインステーキを食べたオットが、どうしても今晩はあれにしてくれと言う。
すでに通り過ぎていたわたしに追いついたオットが切々と訴えるのに根負けして肉売り場に戻ろうと足を止めたときだった。

カートごとわたしにぶつかるオット。

カートの前部分のバンパーの部分、プラスチックがむき出しになったその部分がわたしのかかとに激突する。


アウ・・・・・ッ!!!!!
あまりの衝撃に声も出ず、痛さのあまりに涙が出てくる。
ちなみにわたしはかかとの無い靴を履いていた。
薄い靴下しか履いていない無防備なかかとは無残にも皮がめくれていた。

ごめん!すまん!
謝るオット。
いや、いいです・・・・・・突然止まるわたしが悪いんです。

しかし来週の入園式にヒールの付いた硬いパンプスを履けるだろうか?



今朝、言うことを聞かないすぅにいつものように
「すぅちゃん!!ヽ(`Д´)ノアカンでしょっ!!」
と言いかけた途端、すぅ、わたしにキスをし、その怒る口を塞ぐ。



「彼氏みたい」てんきちが後ろで爆笑する。






(引っ張るわけではないのですが、あと1回だけ続きます)




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